山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

庭にサワガニ・アリジゴク、そして…

2015-07-22 20:42:02 | 生き物
 朝は夏の青天のようなようすだったので洗濯物を外に干していたら、向かいの人が「雨だよー」と駆けつけてくれた。
 それからはシトシト雨があり、そのうちにスコールのような大雨が断続的に降り続く。
 そのせいか、庭にはサワガニが顔を見せてくれた。
 サワガニは、日本特産の淡水に住むカニだ。
 サワガニの佃煮や唐揚げも売られているのを見たこともあるが、生食や半生は感染症の危険がある。

              
 雨がかからない軒下には、アリジゴクの穴がいっぱい開いていた。
 そういえばときどき、アリジゴクの成虫の「ウスバカゲロウ」が夜の灯りにやってきたっけ。
 ウスバカゲロウはこの地獄で1~2年かけて蛹になり、成虫になっていく。

                                
 夜飛んできた大物には、シデムシの日本最大という「クロシデムシ」がいた。
 はじめはクワガタがやってきたかと期待したが残念。

       
 最近畑にやってくるのが、「ミヤマアカネ」がいる。
 体色が真っ赤なのがオスなので、これは体色が黄褐色のメスのようだ。
 シオカラトンボも来ているが、ミヤマアカネはそれより小振りでかわいい。

 大地に空に、そして家の内外に、いのちがうごめく。
 人間も同じようにいのちを燃やしていく。
 しかしこのごろ、それを自殺に追い込んだり、殺人したりする事件が絶えない。

 自由を封殺した閉塞社会を形成しているシステムを壊さなければならないが、壁が厚すぎるのだ。
 自由とか民主主義とか言いながら、そうではない見えない力が働いているのが日本の現実だ。
 元首相の森という人の国立競技場についての責任をとらない不遜な会見にまたもやがっかりする。
 アリジゴクよ、力を貸してくれー。
 
コメント
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