裏山の道草山にはところどころ「アオキ」の赤い実がたわわとなっている。高さが3mほどのものもあるが、あまり背が高いと姿が奔放になってしまう。そこで、上のほうの枝をバッサリ剪定する。そしてそれを正月の生け花にしてみた。
同時に、近くの杉の木も伸びすぎていたので一緒に投げ入れる。すべてありあわせの廃物でもある。剪定したアオキの枝もなかなか気に入るものがなかったが、どんどん葉を刈り取りながらも赤い実が目立つようにして投げ入れる。殺風景だった家の前だったがなんとか、玄関前の正月飾りもどきとなっていった。
刈り取った枝や葉は焚き火で燃やしていく。竹の枝葉もそこそこあったが、その燃えカスが舞い上がらないようその上にアオキの枝葉をかぶせる。すると、けっこう効果もあり安全に焚き火ができた。アオキも油分はあるがすぐには燃え出さない。今回は燃やすものが少なかったので短時間にしたが、焼き芋づくりだけは忘れなかったよ。ちょっと焼きすぎたが、旨かったことはもちろん。新年早々、「おせち」と焼き芋とが共存した。