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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

さらに山菜に篆刻の印鑑に

2022-05-02 21:52:58 | 出会い・近隣

 先日、マムシ退治にお世話になった近所から、今度はタケノコとワラビをいただいた。タケノコはもう終わりだというが、ほどよい大きさでうまそうだ。今までは近くでタケノコを確保していたがイノシシが食べつくして竹林が荒廃してしまった。そのため、幸いかな今年になってタケノコは食べていなかった。

   

 さっそく和宮様が腕を振るって調理した中華丼風の焼きそばをご相伴することになった。それがなんと、タケノコが柔らかく新鮮だった。それまではタケノコの味噌バター焼きこそ一番と食べてきたが、この中華丼風のタケノコも捨てがたい。

  

 そして、ワラビのシャキシャキした新鮮さが小気味いい。いただいた量を考えると、かなりの範囲で収穫していたのが想像できる。しかも、ワラビの活きがいい。毎年同じ所で収穫していると味が落ちていく気がするが、その場所はあまり人の気配が感じられない。そんな山里らしい新鮮さを内包している山菜だった。

           

 そのうえさらになんと、大きなプレゼントをいただいた。趣味の篆刻で彫った印鑑3本もいただいたのだ。マムシから山菜、そして篆刻へと一気に「貢納」が続いた。これらは、和宮様の馥郁とした「神力」の賜物に違いない。

 帝政ロシアのツァーリや貴族の立場は、民衆からの収奪と人権無視とから成り立つ酷い圧制だった。そのうえ、権力者同士の権謀術策・裏切り・殺害の酷さも一級だった。その延長線上には、エカテリーナ女帝 ー スターリン ー プーチン というふうに、その権力支配の実態が継承されているのがわかる。ロシア正教の政教一致体質もいまだに変わらない。ヨーロッパから遅れをとった大国は、武力と情報・金権支配の手法で民衆を恐怖と幻想・ウソを植え付けてきたのも昔から変わらない。だから、良心的な人間はその現実を文学や芸術に向かうしかない。

   

 したがって、今回のウクライナ侵攻はプーチン個人の性格だからというのは間違いだ。第2・第3のプーチンがわんさと控えている。ロシアの歴史をたどってみると貴族と農奴(奴隷)との亀裂が凄まじい。つまり、権力支配層と民衆とは画然としたものがあり、その残滓が改善されないまま現在に至っているということでもある。しかも、「人民」という言葉でまやかしの幻想をまき散らして主権在民を事実上封鎖している。

 和宮様が村に溶け込んでいることもあり、近所のさりげない応援や支え合いを肌で感じているからこそ、ウクライナ侵攻の背景を言いたくなったわけだ。またもや、飛躍してしまったかなー。

コメント
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