きのこの師匠から天然マイタケが届いた。武田信玄がかかわったという山奥周辺で見つけ出した貴重なキノコだ。オイラも十数年前に参加していた場所だった。所によっては急峻な崖を登ったり降りたり命がけの修行だった。以前は大きな怪我もあったようで、また迷子になってしまう危険性も毎回覚悟しなければならない。巨木のミズナラの根元周辺がポイントだ。 (画像は今週2日にゲットしたマイタケ、師匠撮影)
師匠から送られた宅急便の段ボールを開くと、玉手箱のようにプーンとマイタケの匂いが部屋中に舞うのだった。白マイタケも同梱してあった。70歳前後の舞い上がった「青年たち」の心意気が伝わってくる。一時的に迷子になった「青年」が巨大なマイタケを発見したが、籠に入らなくて苦労したのでみんなとの合流に遅れたのだという。
さっそく、和宮様は到着間もないマイタケの料理に突入。まずは、ベーコンとの炒め物だ。それをガーリックバターを塗ったトーストに乗せて齧りつく。ベーコンやバタートーストとの相性が良い。当然、ペロリとなった。
そして、夕飯にはマイタケご飯となる。天然マイタケの食感をゆるりと愉しむ。ついでに、昼間に移動スーパーが来ていたので、久しぶりのサンマを食らう。友人からいただいた大分の久住高原の「カボス」を添える。
翌日は本命の天ぷらマイタケとなる。やっぱり、本命だけあってこれが最高の味。畑で採れたカボチャ・オクラも天ぷらに参入する。マイタケご飯のおこげがまたいいね。まさか、甲州の天然マイタケを目の前でいただけるなんて、後期高齢者のオイラにとって生きていて良かったじゃぁありませんか、という心境だ。
汗まみれ・泥まみれの「青年諸君」に合掌。体調がいまいちでありながら、秋の味覚を鋭意実現していただいた和宮様にも感謝。ごちそうさまでした。