先月上旬、バタフライガーデンの中央に飛騨の伝統野菜である「飛騨カボチャ」の若い苗を植えた。虫よけシートの覆いをやらなかったので、さっそく「ウリハムシ」の格好の餌となってしまった。若い葉は穴だらけとなってしまった。あわてて、数本を植え替えたりしたものの、次はもっと深刻な事態となった。
根っこごと引っこ抜いた「奴」がいたのだった。まともな苗は一つもないほどとなった。覆いシートをすぐにしなかったことが悔やまれる。仕方がないので、埋め戻すしか手がなかった。
当局の情報によれば、黒マルチに犯人の足跡がいくつか残っていたという。その鑑識の結果から、おそらくその足跡はシカによるものであると断定した。ものぐさ当局の割には早い対応だった。
防獣柵が完全にできていないこともあるが、どこから侵入したのかは定かではない。出入口からではないことは確かだ。うだる暑さの中、やれる修復をのんびりやるしかない。まずはカボチャの苗を埋め戻し、それからトンネル支柱をセットし、虫よけシートを被せる。
次に、畝の周りに枯れた茶樹を配置する。これが意外に効果がある。めんどくさいことはやらないのは動物も人間も同じ。よほど腹がすいていないと突入はしない。その後、ようすを見ていたら侵入は止まったようだった。敵もさるもので、これだけでは引き下がらないことは予想される。さて、次はどうする!? それはシカシカわからない!?