山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

灯火を求めてニイニイゼミにカミキリムシに

2014-07-26 22:27:11 | 生き物
 熱帯夜の連続にさすが網戸からの風が頼りだ。
 エアコンがないうえに扇風機も出さず、手動の団扇だけが唯一の冷房道具。
 夜になると網戸の隙間から続々闖入者が続く。
 バサバサ音がするなと見上げたら、「ニイニイゼミ」が蛍光灯の紐に絡んでいる。

       
 これは「無駄な電器を消しなさい」っということなのか。
 ニイニイさんの忠告を聞いて、あかりを一つにすると蛾や羽虫やらが集中する。
 そのうちに、障子に体当たりするツワモノがやってきた。

                       
 ゴキブリかなと警戒したら「ノコギリカミキリ」だった。
 捕まえたらキイキイかわいく泣き出す。
 クワガタ並みの鎧は精悍でもある。

       
 そのうちに、小さな「ヤハズカミキリ」もやってきた。
 模様といい尻尾といい、「矢筈」と命名した理由に納得する。
 カミキリには、夜行性と昼行性との行動パターンがあるらしい。

 彼らがやってくるとあわただしいので、拘束することにしている。
 透明な容器にいれてみるが、二種類入れるとなかなか出会いが難しい。
 人間と同じく、最初はお互いが落ち着かない。
 後半になると、やっと落ち着き住み分けのすべを得たようだ。
 殺し合いが少ないのは、人間より優れているんだからかなー。
 
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