山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

きょうはアサギマダラが!!

2014-10-16 21:15:38 | 生き物
 秋の青空は紺碧色に染まった。
 間違いない秋となった。
 そんな秋の朝にまた事件が起きていた。

 雑草にまみれた駐車場で「アサギマダラ」が弱っていた。

                     
 きのうのジョウビタキのように雑草にひっかかって動けないのかと思った。
 しかしよく見ると「骨」が折れているようで羽ばたきもできないようだった。
 とりあえず、茂みから解放してみたがやはり飛ぶ力はないようだった。

      
 しばらくじっとしていたが、そのうちに見えなくなった。
 台湾に向かって飛翔を続ける予定だったに違いないが、志半ばで大きなアクシデントにあったんだ。
 人間の一生と重ねあわせる。

               
 そこから10mほどの畑の片隅に元気のない「クロコノマチョウ」がいた。
 いつもだったら、近づけばサッと逃げてしまうのに、まったく抵抗しない。
 寒いせいなのだろうか。

     
 ジャノメチョウ科らしくふつうは暗い茂みにいることが多い。
 しかも、翅裏が枯葉と間違えそうな見事な保護色だ。

 きのう、きょうと、生き物たちの生きることの厳しさ・はかなさを垣間見た。
 宗教心はまったくないが、人間も生き物も生死をリレーしていく「輪廻」という仏教思想の深さを確認する。

 先日折伏しにきた某キリスト教の中年女性の聖書が全て、人間中心主義の教条とはえらく違う。
 信仰するとは思考停止するということだと思えてならない。
 人間は自然界の一部とする東洋思想は優れている。
 自然界・人間界を越えた世界の中心に一つの神を持ってくると犠牲があまりに大きかったことは歴史が証明している。。
 
 
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