ここ数年、トウモロコシ栽培はすべて失敗している。その原因の多くは、アナグマらによる害獣にそのほとんどを食べられてしまったからだ。ちょっとした隙間があれば、ほぼその脆弱さは見抜かれ、きれいに倒され食べられてきた。そこで今回は、ネットの下や横から侵入しないよう重しに力を入れるとともに、天井もつけてみる。
すると効果は抜群、侵入しようとした跡はあったものの害獣には侵入を許さなかった。檻の中でトウモロコシを栽培したようなものだ。だから、収穫するのも手がかかってしまう。しかし、問題はそれだけでは済まなかった。長雨によって、腐ってしまったものが続出し、また、受粉も不十分だったようでまばらな実になってしまったものもある。
焦って早めに収穫したものもあり、今回の最大の敵は梅雨の長雨であった。負け惜しみを言えば、自分で育てたものを味や形はともかく口に入れたことを成果としよう。さらに、負け続きの害獣を防御したのも小さな自信にもなった。ネットはいただいた廃品だが、すべてありあわせの材料でハウスを、いや山城?を作ったのが納得。この勢いで、サツマイモ畑の防御を着手しつつあるよ。