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またもや遅くなってしまった作業だが、収穫しておいた乾燥ヘチマの皮を剥いていく。予定では焚火の火を利用して大鍋で収穫まもなくのヘチマを煮るつもりだった。冬や早春の焚火は風が強いのでついセーブしてしまうことでこの作業も延び延びになっていた。また、水につけ置く方法もあったが臭いも強く失敗した経過もあった。そんなこんなで、放置したままの乾燥状態で今に至ってしまった。
ちなみに、ヘチマたわしは静岡県が発祥地、江戸時代ころから使用されたというから歴史はまだ浅い。10cmほどの小さなヘチマは食用にしてきたが、太くなったヘチマは食中毒になるきらいがある。つまり、メタボなヘチマはたわしに向いているということになる。
包丁で乾燥ヘチマを輪切りする。種は長箸でつついてきれいにする。乾燥期間が長いと繊維がどうしても茶色くなってしまうが、まさしくそんな状態になってしまった。漂白したら市販のヘチマのように白くなるのだけど。
ヘチマたわしを愛用して何十年になるだろう。入浴にはこれでゴシゴシ美肌?を誇っている。1年以上も続く堅牢である優秀な素材だ。ヘチマの状態によっては柔らかいのもあれば硬いものもある。女性にはソフトなたわしを勧めたいが、男性は硬いたわしを勧めたい。汚れや垢もよくおちるし、台所でも食器洗いに大いに活用もできる。