和宮様直々のお手製「野菜ジュース」を飲んでから一日が始まる。基本は朝の畑の野菜を収穫すること、それをすぐにジューサーにかけること。人参は新鮮な葉っぱそのものも刻んで入れ込む。
そこに、リンゴや甘夏などの果物をブレンドする。食材を細かく刻んでいるとスムーズにジュースができていく。ここが大まかだと、詰まったりトラブルになる。
食材の種類によってはジュースの色も変わってくる。ブルーベリーを収穫したときには紫色が強くなってくる。季節によって色も味も微妙な変化をするのが楽しみなところだ。同じ食材で毎日作っていても、味に変化があるのも不思議に思える。
手製の梅肉エキスも投入する。わけあり野菜や半端な野菜も使えるので従来捨てられる運命にあった野菜も救出できる。今の季節ではニンジンの葉っぱが大活躍している。そこに、リンゴや甘夏などの果物を入れて甘みを誘い飲みやすくなる。こうして、野菜ジュースが一日のスタートアップとなる。胃のかなりの部分を切ったオイラにとっても、和宮様の健康へのこだわりがからだに形成される。ニンジン・リンゴ・ミカンがジュースの基本、そこに季節野菜を加える。菜園で大量にできた野菜がジュースで大量に消費もできる。しかも、健康を確保できる。だから、土と共につつましく生きられる。