山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

柔らかいゼンマイ

2009-04-10 03:09:52 | 食彩・山菜・きのこ
油揚げと炒めた採り立てのゼンマイはとても柔らかだった。
 ワラビよりやはり味が物足りないのは、干していなかったからに違いない。残りのゼンマイは干すことにした。
 油断していたら糸のように硬くなっていたので、やりなおし。もう一度、水にもどしてから干し、柔らかいうちに揉まなければならない。ゼンマイのようすをはかりながらの作業である。手間は確かにこちらのほうがかかるんだなあ
 しかし、食材を自足できる料理の手ごたえは、田舎ならではと言えるのかもしれない。この手間を面白いと思えるかどうかがスローライフの長続きの秘訣かもしれない。
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コモリグモ

2009-04-09 00:57:17 | 生き物
種まきのために土壌を耕しているといろいろな生き物が動き出してくる。
青い卵のうを抱えた「コモリグモ♀」が飛び出してきた。網を作らないクモらしいが、害虫をいっぱい食べてくれる味方なのだ。家の中もクモの巣だらけだ。

 畑とプランターで、量は少ないが合計30種類に迫る種や苗を植えたばかりだ。農薬や化学肥料に頼らない土壌づくりはまだまだ模索中なので、芽が出るだけでもうれしい段階だ。
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ミヤマセセリ

2009-04-08 05:56:11 | 生き物
早春に一番乗りするという「ミヤマセセリ ♀」が、プランターの牛糞の臭いにさそわれてか、羽根を広げていた。
 灰色と黄班のある蛾のような地味なミヤマセセリは、コナラを食樹するというから、「道草山」で越冬していたのかもしれない。「深山」というより、雑木林に定住する蝶だから、杉・ヒノキに占められた天竜地区としては、貴重な蝶ということになる。
 いよいよ、蝶の乱舞が始まるわけだ。ということは、害虫も虎視眈々と野菜の芽生えを狙っているわけだ。百姓一年生としては「蝶よ花よ」と謳っていられない現実にも直面することか。
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ゼンマイ収穫

2009-04-07 00:14:53 | 食彩・山菜・きのこ
 さっそくゼンマイの収穫。うちの狭い裏山だけでも籠いっぱいの収穫。
庭で綿毛を取る作業に時間がかかる。この綿毛で昔は防寒着を作ったというが、なるほど暖かそうだ。
 焚き火でお湯を沸かし、灰を入れてゼンマイを少し煮込んでからひと晩おく。
 畑作業としては、アスパラガス・ジャガイモ・ニンジン・モロヘイヤ・サトイモなどを二日かけて撒いたり・植えたりした。
 久しぶりに、キジの声を聞く。
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ゼンマイが踊る

2009-04-06 00:00:19 | 食彩・山菜・きのこ
 裏山の自称「道草山」には、ゼンマイが所々で春の賛歌。いままでゼンマイは採ったことがなかったので、今回は挑戦してみたい。手間がかかるという先入観があって、なかなか手が出なかったからだ。
 オス・メスがあり、オスはまずいというが、その違いがまだよくわからない。ただし、自己主張する姿は頼もしい感じがする。
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上野不忍池

2009-04-05 00:53:12 | 風景
 何年ぶりだろうか、上野不忍池に行った。サクラも見事だったが、キンクロハジロをはじめとする水鳥たちの羽根の鮮やかさに見とれていた。世俗的な風景や泥水の中にあってこの斬新な色合いと毛づくろいに鳥の誇りを感じた。
 
 国立博物館の「阿修羅像」と再会した。西アジア・インドの信仰が混淆して、日本に伝わったのが面白い。それを精神世界まで高めた匠のスピリットに感心する。「ニュース23」の膳場貴子さんに似ているなと一瞬思った。
 飛鳥・奈良に辣腕をふるった藤原不比等の凄みも感じるが、反面、権力をかさにした僧侶の退廃も進行する。権力闘争の闇が偉大な寺院や仏像を産むこともある。
しかし、阿修羅は時代を越えた。
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なんざんしょう?

2009-04-04 02:37:29 | 植物
山道には、フキノトウが終わり、ワラビがすでに新芽を伸ばしているので、さっそく一掴みくらいいただくことにした。
 その付近に、すりこぎにぴったしのイボイボの木があった。サンショウにもいろいろ種類があるので、「これはいったい何ざんしょう?」。きっと、カラスザンショウにちがいない。新芽の初々しさが春を語ってくれるのだ。
 道はやはり、歩かなくちゃね。
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