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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

裏山に階段を作る

2022-01-07 21:56:32 | 屋外作業

 裏山の道草山へ登るにはどうしても坂道を通らなければならない。しかし、雨が降ればツルツル滑るし、放置しておくと雑草が繁茂して通るのも大変となる。そこで、手始めに雑草を刈り取ってから、放置してあった丸太をそのまま階段に活用することにする。当然長さも太さもまちまちで見たくれは悪いがそれも風流だと自分に言い聞かせる。

              

 購入したのは支柱だけであとはすべて周りにあるものを寄せ集めたものだ。丸太の中には一部の枝がそのままついているものもある。そして、畑から掘り出していた石も集めてこれからどんどん運ぶ予定だ。つまりまだ未完成の階段ということになる。

              

 そうして、先日に杉の丸太を半割したものを上方に設置する。その頃の天候は雪が降ったり冷たい突風が吹いてきたりしてやる気をそぐ日々だった。そのため、長い時間はやらないことに決めてしかし一歩は進めるということにする。まだまだ出来上がりまではほど遠いが今年中にできればよいということにする。積年の課題であったので、一歩前進二歩後退で良しとする。

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クサビを打つ

2022-01-05 22:29:04 | 屋外作業

 いただいていた丸太にまずはハンマー斧で割れ目を作り、その割れ目に2本の「くさび」を打ち込む。木の材質は杉なので比較的きれいに半割ができたようだ。そのうえ、この丸太はログハウス用の端材だったようで、裏側には切れ込みもあったのもさいわいした。

   

 使った用具は6本。斧、ハンマー、クサビ、掛矢の4種類。とくに掛矢は威力がある。最初の斧で割れ目をつけるのが重要だ。節があると思うようには割れずてこずってしまう。鉄製の「ねじれクサビ」は最近のものだが、昔は硬い材質の木でできている。

     

 倉庫の奥で発見したレトロなクサビは、上下部分は鉄だが、上部は鉄輪、真ん中は木製だ。最近はなかなか見ることがないのでこれは貴重な古民具のようだ。以前、常緑樹の転がっている丸太を半割してみたがとても苦労したことがあった。さて、半割したこの丸太の行方は……。

 

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投げ入れ生け花と焚き火と

2022-01-03 21:36:53 | 野外活動

 裏山の道草山にはところどころ「アオキ」の赤い実がたわわとなっている。高さが3mほどのものもあるが、あまり背が高いと姿が奔放になってしまう。そこで、上のほうの枝をバッサリ剪定する。そしてそれを正月の生け花にしてみた。

     

 同時に、近くの杉の木も伸びすぎていたので一緒に投げ入れる。すべてありあわせの廃物でもある。剪定したアオキの枝もなかなか気に入るものがなかったが、どんどん葉を刈り取りながらも赤い実が目立つようにして投げ入れる。殺風景だった家の前だったがなんとか、玄関前の正月飾りもどきとなっていった。

                  

 刈り取った枝や葉は焚き火で燃やしていく。竹の枝葉もそこそこあったが、その燃えカスが舞い上がらないようその上にアオキの枝葉をかぶせる。すると、けっこう効果もあり安全に焚き火ができた。アオキも油分はあるがすぐには燃え出さない。今回は燃やすものが少なかったので短時間にしたが、焼き芋づくりだけは忘れなかったよ。ちょっと焼きすぎたが、旨かったことはもちろん。新年早々、「おせち」と焼き芋とが共存した。

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一陽回帰

2022-01-01 21:06:53 | 意見・所感

 新年のあいさつに「一陽来復」という言葉が気に入っている。「昨年はいろいろ辛いこともあったけどぜひ今年は元気が出る福がやってきてほしい」といったようなニュアンスの願いがこもっている言葉だ。

 一方、「田園回帰」という言葉もこのところよく耳にする。都会から過疎地に移住する人が少しずつ多くなっている傾向を表現しているようだ。

 そこで、この二つの言葉を合体してみたオイラの造語が「一陽回帰」。自然と人間との共生の循環型生き方で「金」本位制社会に対峙していく、柔らかなエネルギーをいただきたいという願いでいっぱいです。

 今年も「一陽回帰」がますます広がりますよう願うとともに皆様方の健康とご多幸を祈念いたします。

                 2022年 元旦

  ※ 画像は裏山に降った一昨日の雪。右の小屋は一坪のシイタケ乾燥小屋だが今は開かない倉庫。

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