山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

色づき始めたアジサイと…

2023-06-07 22:37:14 | バタフライガーデン

 雑草園ともなっているバタフライガーデンではあるが、昨年3月に植栽したアジサイに花が咲き始めた。ほとんどが挿し木からだが、総数は50本を超える。半数が花をつけている。今は薄いブルーを愛でる時期でもある。さいわい、今のところシカの侵入の形跡はないので食害はない。

            

 生育の悪かった5・6本は手持ちのアジサイと差し替えして植え付けた。なかには、草刈り機で間違って切ってしまったのも含まれる。街中では満開のアジサイではあるが、わが山里のガーデンは今月中旬以降となりそうだ。また、実生から自然に芽が出た「ノリウツギ」を昨年初秋に大量に移植したが、それも初めての開花を期待しているところだ。

     

 意外にというと本人には失礼だが、「ヤマアジサイ」の花色の変化も見ものでもある。白からやや青、それから赤に変化する「紅・くれない」という品種が見事だ。「墨田の花火」のようにヤマアジサイの園芸種は形も多様なのも見どころの一つだ。

         

 植栽したアジサイの間に、「マツモトセンノウ」が咲いていた。昨年、半額のバーゲンで買ってきたものだ。バーゲンの多くはうまく生育しない運命にあるが、このマツモトセンノウは元気が良かった。茎が黒っぽくて花が赤橙色であるのも日本離れしている。

         

 花弁をよく見ると、ハート型で5弁だった。強い直射日光を嫌うというが、雑草に囲まれていたのが良かったのかなー??  同じ仲間には、赤・白・桃の花に筋入り・八重咲などの園芸種もある。

        

 ついでに、5月の連休から長く咲いている「アッツザクラ」もバーゲンで確保したものの一つだった。そろそろ開花の終わる時期が迫ってきた。それにしても、「アッツ島」も「桜」もまったく関係ないのに命名されているのがおかしいところだ。

        

 太平洋戦争中、日本がアッツ島を占領したのを記念したとか、いや、日本軍が玉砕したのを悼んでつけた名前だとか、要するに売るために付けた名前だったというのが真相のようだ。それにしても、植えっぱなしでも力強く生きているのが心強い。

 

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「砂漠の宝石」がついに開花した!!

2023-06-05 22:56:51 | 植物

  道路際にはみ出て咲いている「松葉ギク」(ハマミズナ科)はをよく見かける。 庭から脱走して野生となったのに違いない。毎年、同じところに咲いているうえに、耐寒・耐熱にも強い常緑性であるのが気に入っていた。ほったらしでも育つ野生児がオイラの路線にはぴったりだった。そこで、早速4鉢のポット苗を購入したのが3年前だったろうか。

    

 それをまずは育てて大きくしてから二年前に挿し木をはじめた。その挿し木で40鉢以上をポットで育てただろうか。三年目にバタフライガーデンの外縁に植え付けてみた。したがって、4年目にそれが一斉に開花したというわけだ。雑草だらけだった外縁に見事に咲き出したのは、台風2号の線状降水帯の大雨にさらされたころらしい。だから、一斉に咲き出したのは全く気が付かなかった。

  

 どういうわけか、親株は絶えてしまっていた。日当たりが悪かったせいもあるようだ。この子孫が一斉に咲いてくれている。いつまでも咲いてくれることを願うしかない。その意味で、原産地が南アフリカだけに「砂漠の宝石」と言われるだけの魅力はある。花色も黄色・橙色・赤・白などがあるようで多様だ。

           (画像は「三河の植物観察」のHPから)

 そういえば、似た植物に「松葉ぼたん」がある。違いが想い出せなかったが、松葉牡丹はスベリヒユ科で全く別物だった。葉は似ているが松葉牡丹の花は丸弁で一日花だ。マツバギクの花は約3週間開花する。見比べて比較するとわかりやすい。どちらも、グランドカバーとして注目していきたい。

 

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ついに線状降水帯が襲ってきた!!

2023-06-02 19:14:53 | できごと・事件

 今まで台風や大雨がわが家にやってきたが、線状降水帯の大雨が直撃することはなんとか免れていた。しかし今回はズバリ直撃だった。さらに屋根からの雨漏りも始まってしまった。隣接している私道は夕方には小川と化した。かつてはその深さが30cmとなったことがあるが、今回はそれを上回るかもしれない。わが古い民家のトタン屋根を打つ雨音が止まらないなかでのブログ進行だ。

   

 野菜を洗うにはちょうど良い私道の雨水はいつもより流れが速い。喜んでいいのかどうか、昨日道路沿いの草刈りをしたが、その残滓を雨水がいつのまにか運んでくれて私道がきれいになったのだった!? だがしかし、石垣の隙間から雨水がドクドク排出している。その石垣が崩壊しなければといつもながら心配する。牧歌的である中山間地の厳しい現実をつきつけられる。24時間の降雨量は500mm近くに達したらしい。

          

 北側の家屋は裏山に接している。山からの雨水がときどきやってくるので床下浸水対策としてブルーシートを常時セットしている。また、以前雨水の通り道を鶴嘴で掘ってあったので今のところ雨水の被害は見当たらない。なんとか、あと半日凌げば土砂災害はまぬがれるのだが。念のため、防災グッズをまとめておく。いつも山側に寝る場所をきょうは遠くに回避するつもりだ。

    夜中に突然停電となる。電柱が倒れたらしい。そのため道路は通行止めとなった。陸の孤島に近づいている。    

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