田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

イノシシ軍団の襲撃第一波(2011/7/29)

2011-07-29 22:16:43 | カラス・イノシシ・アライグマに負けた
妻からメール、「ショック、農園のサツマイモ、イノシシが入って全滅」と。
あわてて電話で聞くと、夕方、トマトを収穫しようと農園に立ち寄ると、柵で厳重に囲ったはずの畑に、イノシシが侵入し、100株のサツマイモを掘り返した後」とのこと。
力が抜け、しょんぼり。

 どうしてくれようと思うも、侵入口は、ネットの弱いと前から思っていた15メートルほどの部分。
目が細かく頑丈なはずのネットを直径40センチほど突き破っていたとのこと。
妻は「DIYで鉄筋の柵を買って、トラックを借りて農園に運んで、弱い部分をこれで囲んでしまうしかない。私がトラックを運転する」と(私は車の免許はない)。
帰宅して、ミッションを運転できるか聞くと、もちろんと。

 日曜日はキス釣りなので、翌日の月曜日、突貫工事をすることに。
サツマイモはあきらめたが、里芋と秋に植える予定のジャガイモは何とか守りたいもの。
妻は応急処置で突き破られた穴の周辺は、紐や、空き地に転がっていた板切れで塞いだとのことだが、自信なし。
それにしても、恐るべし、イノシシ軍団。

 サツマイモ以外は、大豊作で、妻が持ち帰った、キューリ、トマト、ヤーコンは食べきれないほど。下に今日の収穫。


 イノシシ軍団の実力にしょんぼり帰宅し、我が家の玄関口に、見慣れぬ物体。
よくみると、セミの幼虫が地中から出て、ちょうど脱皮する最中。
セミの抜け殻は、庭でよくみかけたが、脱皮の瞬間を見たのは、これが初めて。
パチリ。下に。

ちょうど食事中の妻と次男にも知らせて3人で見とれました。
その2時間後、セミらしくなっていました。

傷心が少し癒されました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハクビシンの奇襲攻撃に、竹田農園轟沈(2010/10/26)

2010-10-26 22:49:42 | カラス・イノシシ・アライグマに負けた
小倉で、仕事をしていると、妻から電話。
何事と受話器を取ると、「農園のお隣のIKさんから電話があり、農園の畑のジャガイモ、イノシシにやられていると、今から、柵の点検に行く」とのこと。
イノシシとは、停戦宣言をしたのに、やられたと、がっくり。
 帰宅して、妻に様子を聞くと、「あれは狸。春に我が家に侵入して、花壇の土をほじくった跡とそっくりの掘り方。ジャガイモは8割、食べられた感じ。大豆も、一株ずつ倒して、豆を食べて、鞘をひとところに吐き出している。大根の畝も土を掘り返してる、ミミズを狙った。イノシシはこんな丁寧な食べ方はしない。狸は、狭い隙間からでも進入できるので、入り口近くに小さい隙間があり、イノシシなら防げたが、狸はかいくぐって入った。取りあえず、竹を隙間に何本も押し込んで、入れないようにした。これでダメならお手上げ」とのこと。

 私は、春先に見た、ハクビシンだと思う。(春先のハクビシン、畑のイチゴと完熟トマトを食べに来たのをパチリ。下の写真)図体はイノシシほどではないが、10~20匹で群れるとのこと。<この動物、実は夏のタヌキと思われる>

 このジャガイモ、イノシシにサツマイモを100株食い尽くされた後、猛暑の中を10分耕しては、10分、林の中で水分補給を繰り返してやっと植えて、あと2Wで立派なジャガイモ、ザクザクと期待していたもの。
昨晩、ハクビシンの親子、新鮮ジャガイモに舌鼓をうちながら、
クソガキ「カーちゃん、この芋、オイチイ」
ハハ「この芋は、お百姓さん(私)が真夏の暑い中、汗水たらして作ってくれた、尊い作物。残したらバチがあたりますよ」
クソガキ「カーちゃん、おなか一杯、モー食べれん」
ハハ「カーちゃんが掘った、この芋、あと3個あるけん、食べてしまいなさい」
といった、不届きな会話を交わしたに違いない。

どーしてくれようか、と腹が立つが、後の祭り。
怪我して擦りむいた膝小僧のカサブタがやっと固まったのにまた、こけて血が出た気分。
妻が応急処置で隙間に、林に転がっていた竹を何本も差し込んでくれたので、なんとか侵入を防いでほしいもの。
来週私も出かけて、進入口を徹底補修しよう。

 山向こうの集落では、とうとう、サルまで現れたとのこと。
サルは、手におえない。
来年は、イノシシ、ハクビシン、サルの3派連合で、畑は壊滅、以降は、農園の畑、トウガラシ、なた豆、ネギ、大根、ニンジン、ヘチマ、ピーマンといった、サルも豚も見向きもしない作物ばかり栽培する確かな予感。

 竹田農園のある集落、6軒の家があり、私が結婚した当初は、どの家にも子供が2、3人おり、子供たちが親にねだって、犬やら猫やらたくさん飼っていた。
みな、放し飼い。
特に土建屋のIKさんのお宅の犬は、サクラという名の雌犬で、土佐犬と秋田犬の雑種で、大型犬。
サクラの子供にもう少し小型の犬が2匹で、よくこの3匹が山に入り、イノシシを倒して、庭先に、イノシシの硬くて重いあごの骨(煉瓦のよう)が転がっていたのを思い出す。
このころは、柵などなくても、毎年サツマイモの大収穫。
どこの家も、子供たちは成長して、家を出て町に、今では、みなさん年取り、夫婦二人、あるいは一人暮らし。
犬はおろか、この夏からは猫もいなくなった。

 人間の勢力が急落し、イノシシ、ハクビシン、サル(間もなく姿を見せる)が勢力を増してくるのは、自然の勢い。
竹田農園近くに犬好きの若夫婦、引っ越してきておくれ、と願うばかり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イノシシの反撃・一進一退(2010/10/12)

2010-10-12 19:31:09 | カラス・イノシシ・アライグマに負けた
秋にしては、ポカポカ温かい。
竹田農園で畑仕事でした。

(イノシシの反撃)
 イノシシの縄張りの旧栗畑に張ったネットの栗を失敬しようと山道を登って旧栗畑に。
人間が来たぞ、出てくるなのサインのチリンチリンの鈴と携帯ラジオを鳴らしながら。
竹藪を潜って栗の木の下に。
やられた。
四隅を張った、ネット2張り、結んだ紐をぶちきられて、地上に横たわり、あったであろう栗は、皮のみ。
昨晩あたり、イノシシ軍団がやってくれた。
推測するにまず、身の軽い、体重40キロのピョンキチが、1メートルジャンプしてネットに飛び乗る。
ネットは地面すれすれまで、沈み込む。
後はイノシシ軍団のイノシシ7頭が体重80キロの隊長を先頭にドカドカとなだれこみ、プックリと実った栗をムシャムシャ。
今朝以降落下したらしい、栗の実を10個ほど集め、ネットを高さ1.6メートル程に張りなおす。
もう栗のピークは過ぎたが、来週まだ何個かゲット期待。
壊されたネットの仕掛けの前でパチリ(冒頭の写真)

(食事)
 お昼は、豚肉、栗、枝豆に昨日、耶馬渓の道の駅で買ったサツマイモを炭火で焼く。(下の写真)
ビールも。
 いつもご一緒する江藤正翁(元南海ホークスのエース、88歳)は自転車、バスで行橋市内に出かけ、今日の食事は私一人。

(畑、復興)
 お盆にイノシシにサツマイモを食い尽くされて、見る影もなかった農園の畑、ジャガイモ、大根、カブがすくすく育ち、高級サトイモのやつ頭も勢いがいい。
イノシシの爆撃で廃墟となった農園の畑が復興したというところ。
11月になれば、ジャガイモ、大根、ネギ、食卓を賑わす見込み。(畑でパチリ)
 卓球の練習を終えて、迎えに来た妻の車で我が家に。
 いい汗をかきました。

 今度の日曜、コーラル丸で釣りの予定。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イノシシ柵の補強(2010/8/15)

2010-08-15 22:00:16 | カラス・イノシシ・アライグマに負けた
13日に竹田農園近くのお墓参りに行った妻と子供たち、「トーチャン、サツマイモ、イノシシで全滅」を聞いて以来、心はどんよりと暗い。
二晩寝て、やっと気を取り直して、やる気満々。
竹田農園に、イノシシ防止の柵と入り口の強化に出かけました。

(イノシシ防護柵)
 農園に到着、初めて惨状を目の当たりに。
100株のサツマイモ、熟練の農夫のように、サツマイモの株だけ掘り返している。
一本も残していない。
昨日は、どこからかまた侵入して今度は、サトイモを3割、掘り返している
。今晩残りを食べるつもりらしい。(サトイモを掘り返した畝をパチリ)
ヤーコン、なた豆、紫つる草の飲み仲間の糖尿病軍団が待ち焦がれている健康野菜には目もくれず。
林に横たわっていた貝塚伊吹の直径25センチほどの丸太を一ヒロの長さに切り、これを入り口に深く埋めてしっかりした柱に。
途中で長男も加勢に来て、2時間でしっかりした入り口の完成。
侵入を図って入り口を押したら、チリンチリンと音が出るように大きな鈴を吊り下げる。(長男と自信の入り口の前にパチリ。下の写真)


多分、ここからイノシシ軍団侵入したらしく、年内は追い返せるか。
周辺の柵も真竹を柱に結わえて、念のため、強度2倍に。

(猟師)
 ちょうど、お隣の土建屋のI氏が通りかかって、
「イノシシにやられたね。うちもサツマイモをやられた」とのこと。
Iさんの友達にイノシシを狙っている猟師がいて、毎年、農園近くのイノシシ君をやっつけてくれるので、最近どうかと聞くと、
「罠を○箇所しかけて、○匹捕まえたといっとったよ」とのこと。
頑張れ、イノシシ猟師。

(バーベキュー) 
お昼は、バーベキュー。
お隣に住む江藤正翁(88歳、元南海ホークスのエース)と。
ビールもおいしい。(パチリ 下の写真)


江藤翁、先日22歳の福岡市の大学生から手紙が届いたよと。
終戦前後のプロ野球選手について、調べている若者で、これまで川崎徳次氏(元西鉄のエース)等を訪問してきたとのこと。
どういうルートか江藤正翁の住所を知って、一度話を伺いにお尋ねしたいとのこと。

○川崎徳次氏、小鶴誠選手は同年齢で、川崎氏は久留米商業、小鶴氏は飯塚商業の中心選手で試合をとおしてお互い付き合いがあった。
川崎氏は一時巨人にいて、大洋漁業で東京に都市対抗の試合に行ったとき、巨人に入ってくれないかと、川崎氏が宿舎に訪ねてきてくれたことがあった。
その時はプロになることは考えなく、断った。
小鶴選手は一時、八幡製鉄に所属して、八幡中学の5年の江藤翁といっしょに練習したこともある。
小鶴選手の兄上の方が当時は有名で、八幡製鉄のキャッチャーとして、活躍。

○中学時代、5年生の時、北九州六中戦で春秋優勝した。
小倉中学、門司中学、若松中学、東築中学、豊国中学に江藤翁の八幡中学。
とにかく点を取られたら負けるチームなので、ピッチャーの江藤氏はしんどかったとのこと。
点をとられたら、4番の江藤翁が打たないと負けるのでこれもしんどい。
キャップテンかと聞くと「そうだ」とのこと。

 明日は関門フィッシングの船で釣り。大物釣れますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007/08/26

2007-08-27 00:09:30 | カラス・イノシシ・アライグマに負けた
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。

(イノシシ猛攻)
竹田農園のイノシシの猛攻は継続中で、マグロを釣るのに用いる、太いテグスで作ったネットもいとも簡単に突進・ぶち切りで、悠々と夜中に農園の畑に侵入、ほとんど残っていないはずの、サツマイモ畑を丹念に掘り返しているとのこと。
農園の隣の土建屋のI氏より、電話。
日曜日の今日、妻と最強力ネットを買って、竹田農園に。

(受けて立つ)
なるほど、一週間前、すっかり掘り返してくれた、イモ畑、再度掘り返して、立派な畝に。何もしなくても、そのまま秋野菜の種まきOKの状態。
竹藪に行き、手頃な高さ7メートル程の真竹を切りだし、枝打ちして、畑の生垣の周囲に結びつける。
畑のぐるりに、最強力イノシシ防護ネットを張り巡らすことに。
猛暑の中、20分おきに林の木陰で水分補給しながら、奮闘2時間、ついに、自信の防護ネット完成。
イノシシのリーダーに、来るなら来いと果状を届けることに。
今晩読んでいることと推測。
妻は、イノシシ君の耕してくれた、立派な畝に、葱の苗を植え付ける。
秋も深まったころ、イノシシ鍋にこのネギを入れて、大宴会か。
完成したネットの前でパチリ。(冒頭の写真。背後は、秋のイモ煮会用の里芋の畝。)

(6回目の精進落とし) 
黒ラベルの会という、サッポロビールしか飲んではいけないという、よく分らないルールの飲み会の面々、私の父と母が相次いで逝ったので、励ます会を今日の夕方開催してくれる。
農園で取った、なた豆を糖尿病予備軍のラーメン屋のI氏とM画伯にお土産に持っていく。
父母の葬儀の喪主挨拶を二回して、すっかり慣れた、挨拶をしようと意気込んだのに、話題は、関門花火大会をフェリーボートの特等席から見て、素晴らしかった、竹田農園のメダカの生息する小川でまたメダカをすくおう、今度ラーメン屋のI氏の店の40周年パーティの余興でくじ引きをして、景品にM画伯が5つ絵を寄贈するETC.普段の飲み会と変わりないテーマで、乾杯の連続。
やっと最後に、何かしゃべらしてやるとのことで、7歳か8歳の頃、母からプレゼントされた黒い運動靴がいままでもらったもの中で一番うれしかったもので、これ以上の物は無いと分かるので、以降、物が欲しいと思わなくなったと、喪主挨拶をしたんよ(8/14日の記事)と報告して、やれやれ。
とても居心地の良い、精進落としでした。

 明日は、釣り友達の冒険家のM先生のフィリピンバギオに数学教師としての赴任、壮行会をわが家で。
畑で取れた、ゴーヤ、先週釣ったキスの天ぷらに関門タコで宴会。7回目の精進落とし。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする