去年は“9日”が、今年はきょう“14日”が成人の日、ちなみに一昨年は“10日”、2010年は“11日”が成人の日だった。
成人の日が一定しないのは年寄りの私にとっては正直しっくりこないのだ。13年前までは、成人の日は毎年1月15日と決まっていたからだろうか・・・・?
会社勤めをしていた時は、連休になるのは大変嬉しく待ち遠しかったのだが、いまではさほどそのように思う時はない。
2000年から『ハッピーマンデー制度』が施行され、1月の第2月曜日が“成人の日”と決められたからで、ほかに海の日や敬老の日、体育の日の計4祝日が第2または第3月曜日が祝日になった。(2003年実施の日もある)一方、元日や憲法記念日など日にちを動かせない祝日はそのままになっている。
今朝、たまたまつけていたテレビから、相変わらず荒れる成人式の街の表情をリポートしている局があったのだが、え~っまだそんなことがあるのか・・・などと呆れた。彼らはなぜそんなに荒れなければならないのだろうか?若者は成人式を単なるイベントとして捉え、盛り上げるためにやっているのだろうか?(このことをリポートまでしてオーバーに取り上げる局も少し可笑しいと思うのだが、私には理解できない)。
40年以上前、1月の15日に行なわれていた時代の成人式は厳粛な中で行なわれ、周囲が20歳になったという自覚を与えてくれた。
現在はハッピーマンデー制度で、成人式が、その日程のように不安定になっている。
ことしで、13年が経過した成人の日、実際には昨日成人式を行った市町村が多かったようだが、彼らは日本の将来を担っていく大きな戦力だ。
成人式や成人の日が、門出にふさわしい1日になっているのだろうか?ふと疑問に感じる時がある。