大学入試センター試験がきょうから始まり全国で57万人が受験しているという。
文教地区にある我が家の近くには、朝早くから両親らに送られて車で来た受験生や電停から降りた受験生で溢れていた。
私たち(センター試験はなかったが)の時代には大学受験というと、親に車で送ってもらったりすることはなく、一人で受験会場に向かい、寒い会場で試験を受け、発表も一人で見に行ったのだが、体の成長の割には今の受験生は心の成長が遅い感じがする。
親の子離れ、子の親離れが遅いのではないだろうか!
このシーズンはいつも寒くなり、雪のため試験開始が遅れたなどがニュースになる。自然現象だから仕方ないとしても、なぜこの時期にセンター試験を実施するのだろうかと疑問に感じる時がある。
大学の“秋入学”が云々されているとき、センター試験の実施時期を変更することを文科省はじめ教育関係者は検討していないのだろうか?
教育制度を根本的に改革して、今の受験制度も抜本的に改め、将来の日本を担う有意な人材を育成していかないといけない時期がとっくに来ているのだが・・・
形骸化したこのセンター試験にもメスを入れる時期が既に来ているのではないだろうか。