近ごろ、稲刈りが終わった田んぼの近くにある民家の屋根や電線には、数百近い鳥の軍団がいて、盛んに囀っている。
昼間から夕方にかけ、電線や民家の屋根に群生している彼らに向かって、大きな拍手を数回、“ぱ〜ん”と発すると、一斉に近くの別な場所へと飛び立って行く。
午後5時に近い時間帯に田園地帯をウォーキングしていて驚いた。種類はスズメやムクドリなどが中心だろう。ヒッチコック監督作品『鳥』の1場面を思い出させる。
☝は2017年別の場所で撮影
そして、この鳥たちの軍団が、街路樹や電線付近で"フン害"を発生させている。電柱近くのアスファルト道路が白いフンで汚されている。それをつい“踏んで(フンで)”しまう事がある。
10年余り前、松山市内中心部の繁華街の街路樹で、夕方になると人の声がかき消されるほどの大群が生息、トリ騒音が酷いとテレビのニュースで話題になったこともあった。
鳥たちの被害を受けるのは特に晩秋のころが多いという。大群が押し寄せて居座り、騒音やフン害を発生させる困った季節なのだ。