風呂上り、ヒーターを入れずにしばらく“ぼーっとしている”と、チコちゃんが現れ「ぼーっとしていると風邪ひくぞ!」と叱られたかどうかは??だが、NHK総合テレビの『チコちゃんに叱られる』が評判だ。
5歳の女の子が出演者に素朴な疑問を語り掛けるNHKの番組で皆さんもご覧になった方が多いと思う。
“歳をとると涙もろくなるのは?”、"おじさんはどうしておやじギャグをいうのか?"、といった内容で、楽しく考えさせるクイズバラエティー番組だ。
ここ数年、民放が視聴率を上げなければということでどのチャンネルも同じ傾向のものを放送し、曜日が変わっているだけで特徴がない。ゴールデンタイムは視聴者が求めているかどうかよりも、賑やかに華やかに若々しい番組作りをしているようだ。笑いがなければつまらない(視聴率を上げられない)という制作者やキー局の意図がみえみえだ。BSの方がゆったりと視聴できる。
そんな中にあって、この『チコちゃんに叱られる』は対象をいろいろな年代に視て楽しんでもらおうと考えている。
番組の好き嫌いは個人によってあるが、最近は硬さがとれ、テレビもラジオもつけっぱなしにしている時間が長くなった。どうも民放は高齢者には煩すぎるのだろうか?
NHKが受信料の値下げを発表した。わずか2パーセントだが、来年10月には消費税が10%にアップされることもあって嬉しいニュースのひとつだろう。
受信料が下がっても、NHKらしい視聴者に信頼される番組を放送し続けて頂きたいと願うばかりだ。