8月も10日が近くなると日本人なら❝お盆休み❞のことをいろいろ考える。
今年はコロナ感染拡大で、特別な❝お盆休み❞になることは当然予想できたはずだ。
ところが、❝GoTo〇〇❞という施策が政府から発表され、首都圏在住のみならず大都会で働き、故郷がある人たちの心が動揺しているのは事実だろう。
若い時、東京で勤務していた時代のことを思い出した。
当時私は、一家で帰省するとかなりの予算が必要となり、何も民族大移動で大混雑するお盆休みに帰省することはないと考え、なるべくこの時期の帰省を避けるようにしていた。
ところが、その時期に帰省しないと、親や妹弟から必ず電話が掛かって来て、長々と話が続いていたことが記憶に残っている。お盆ぐらいとかお正月ぐらい・・・ということばのもとに・・・。
今のように簡単に顔が映るテレビ電話などはなく、連絡手段はアナログ加入電話だけの時代だった。
世の中がデジタルの時代へと大きく変化し、PCやスマホが普及してテレビ電話が当たり前の時代になった。だから、ほとんどの人はオンラインでの帰省も可能になってきた。
このコミュニケーション形態は今後どのような変化をして行くのだろうか。少し興味が出てくる。
お盆や年末年始、家族揃っての帰省という気持ちは、その時代(約30年前)と全く変わっていない。
また、お盆の帰省は当然だと考えるのは日本人の慣習のようで、コロナ禍があってもあまり参考にしていない人が多いようだ。
だけど、昼のテレビニュースでは帰省客が減ったと伝えていた。 オンライン帰省を考えている人も多いのではと、ふと考えた。
ふるさとには自然がい〜っぱい!!