夕食を終えて少しだけウォークに出掛けた。朝から夕方にかけてはセミの鳴き声が、陽が沈みかける頃からはコオロギ、スズムシといった秋虫の声が本格的になって賑やかだ。
夕方前、コンビニに用事があり外に出ると蒸し暑い風がやや強く吹いてきた。遠くの空には積乱雲が、西の空は灰色がかった雲。台風8号の影響だろうか風が強く、5~6mはあるシュロの木の葉が強く揺れていた。
そうだ、まだ明るい。公園を覘いてみよう!
公園の中央にある噴水は夏の間ずっと出ていて、幼児たちの水浴びの場所として親しまれている。
噴水近くのアーチ状になった鉄柵にはアブラゼミ。こんなところにもとまるのだろうか・・・。感心してパチリ!(上の写真2枚)
公園内の木々からはアブラゼミとともにツクツクボウシの鳴き声も聞こえて来てゆっくり夏の終わりを告げているようだった。
新居浜市のHPによると、この公園は『別子銅山で働く人々の為に作られたグラウンドが残る健康運動公園。昭和2年に銅山従業員の福利厚生を目的に造られたグラウンドには、6万人の観客を収容できる石積みの観客席が設けられていた。』と記されている。昭和60年に整備され、現在もその名残がある。
毎年10月の秋まつりには太鼓台が集結し、勇壮華麗な太鼓祭りが催されるが、今年はコロナ禍のため中止となった。寂しい。
全国的には夏の花火大会や東北地方の三大祭りも中止となるなど、何もかも中止や延期になってしまい、寂しい秋になりそうだ。。。