終戦から75年目、コロナ禍の中での終戦記念日だった。15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京・日本武道館で行われた。天皇、皇后両陛下、安倍首相や戦没者の遺族が出席し、犠牲となった約310万人の戦没者を悼んだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で去年は約6200人だった参列者は、過去最少の約500人だった。
(8/15夕方撮影)
毎年のことながら、全国戦没者追悼式のテレビ中継を見て、正午には黙とうを捧げるが『戦争を知らない』人が多くなってきた。
戦争を経験した親族からは毎年この時期になると必ず、"戦争は絶対にしてはならない"と強い言葉で私たち夫婦に強く訴えてくる。戦争の悲惨さ、人と人の殺し合い・・・子供たちへしっかりと『戦争の悪』を語り継いでいかなければならない。
(8/15夕方撮影)
今は新型コロナとの戦争だ。そして、お盆は子ども達や親族との会話が増える。今年は3密を避けるなど、新型コロナ感染拡大を阻止しようと人類が英知を出し合ってウィルスと戦っている。
夕方、観光地へ通じる国道沿いで、数分間、県外ナンバーの車をチェックしてみたが、去年一昨年と比べ大幅に少なくなっていた感じだ。
新型コロナウィルス撲滅にはかなり時間が必要だろう。もっとも多くの人がふるさとを思い出す日が『お盆』だと思うが、そこは我慢と自粛、忍耐で乗り切っていきたいと思う。
でも、やはり『オンライン帰省』なんて、所詮"テレビ電話ごっこ"でしかない。最低限のコミュニケーションはできるが味気ない。
※この写真、上下反対ではありません。これが正しいのです。