ご質問ありがとうございます。
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(質問)
竹内さん、ゆうこさん
ご無沙汰しています。早速ですが質問があります。
今年からはじめた市民農園の自分の畑の隣にある友達が借りた畑を引き継ぐことになりました。
今は畝たてしてあり、野菜はなくいぬびえがびっしりです。
秋に向けて一度耕して整えて、以前お聞きした腐葉土+堆肥+ボカシを上に敷こうと思うのですが、草はすきこんでしまってもいいものでしょうか??
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(応答)
市民農園ですね。
市民農園は、なぜかよい農地でないことが非常に多いものです。
今回のケースは、「イヌビエ」がびっしりとのことで、痩せている場所だと思います。
市民農園はで借りられる期間が1~2年と短く継続して借りれない場合が多いので、
土作り(育土)が難しいものです。
市民農園でどのように育てたいのかによってどのような方法がいいのか決まってきます。
今回は秋作からの開始なので、大きく分けて葉物野菜と根菜のためにどのように土を改良するかがポイントです。
「イヌビエ」が穂がついているならば、鋤き込むことで種を蒔くことになります。
未熟な有機物を鋤き込むことで、かえって悪くなることも多いので、
個人的には、草は鋤き込むよりも、敷く方が好みなので、以下の方法がお奨めです。
※種まき1カ月前にできること。↓
①葉物野菜のための準備…表土を豊かにする。
1)草を刈り、一度刈った草をどかします。
2)土の上から土が見えなくなるくらいの完熟堆肥・腐葉土をふりかけます。
3)土と堆肥などを深さ10cm位浅く耕やし混ぜます。
4)耕した土を手や板でたたき、整地します。
5)米糠・油粕をうっすら撒き、刈った草を戻し草マルチします。
②根菜のための準備…根が張れるようにする。
1)草を刈り、一度刈った草をどかします。
2)土の上から腐葉土をふりかけます。
3)土と腐葉土を30cmくらい深くよく耕して混ぜます。
4)耕した土を手や板でたたき、整地します。
5)米糠・油粕をうっすら撒き、刈った草を戻し草マルチします。
葉物野菜は、表土が肥えた状態が大好きなので、堆肥をいれて浅く耕す方が効果的です。
※蕪も葉物と考えていいでしょう。
一方、根菜はニンジン・ダイコンなどは肥料が多くない方が素直に根が張れるので、土の団粒化を促進するために腐葉土など肥料分が少ない完熟したものを入れ、深く耕しておきます。
春からであれば、前もってエダマメなど他の野菜を育てながら土も一緒に育てていく方が上策ですが、
市民農園の場合は適切に完熟有機物を利用して育てた方が無難です。
また、米糠・油粕も半々に混ぜたものをうっすら少なめに使うことがコツです。
なんでもかんでも多ければいいのは間違いです。
「過ぎたるはおよばざるが如し」です。
土着微生物に餌をあげる感覚で、うっすらかけた後に草マルチすると微生物やミミズをはじめとした分解系の生き物があつまり、土がよくなります。
そのためのきっかけづくりくらいがちょうどいいものです。
それでも良くならない場合は、いい畑の土を局部的に客土する方法もあります。
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(質問)
竹内さん、ゆうこさん
ご無沙汰しています。早速ですが質問があります。
今年からはじめた市民農園の自分の畑の隣にある友達が借りた畑を引き継ぐことになりました。
今は畝たてしてあり、野菜はなくいぬびえがびっしりです。
秋に向けて一度耕して整えて、以前お聞きした腐葉土+堆肥+ボカシを上に敷こうと思うのですが、草はすきこんでしまってもいいものでしょうか??
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(応答)
市民農園ですね。
市民農園は、なぜかよい農地でないことが非常に多いものです。
今回のケースは、「イヌビエ」がびっしりとのことで、痩せている場所だと思います。
市民農園はで借りられる期間が1~2年と短く継続して借りれない場合が多いので、
土作り(育土)が難しいものです。
市民農園でどのように育てたいのかによってどのような方法がいいのか決まってきます。
今回は秋作からの開始なので、大きく分けて葉物野菜と根菜のためにどのように土を改良するかがポイントです。
「イヌビエ」が穂がついているならば、鋤き込むことで種を蒔くことになります。
未熟な有機物を鋤き込むことで、かえって悪くなることも多いので、
個人的には、草は鋤き込むよりも、敷く方が好みなので、以下の方法がお奨めです。
※種まき1カ月前にできること。↓
①葉物野菜のための準備…表土を豊かにする。
1)草を刈り、一度刈った草をどかします。
2)土の上から土が見えなくなるくらいの完熟堆肥・腐葉土をふりかけます。
3)土と堆肥などを深さ10cm位浅く耕やし混ぜます。
4)耕した土を手や板でたたき、整地します。
5)米糠・油粕をうっすら撒き、刈った草を戻し草マルチします。
②根菜のための準備…根が張れるようにする。
1)草を刈り、一度刈った草をどかします。
2)土の上から腐葉土をふりかけます。
3)土と腐葉土を30cmくらい深くよく耕して混ぜます。
4)耕した土を手や板でたたき、整地します。
5)米糠・油粕をうっすら撒き、刈った草を戻し草マルチします。
葉物野菜は、表土が肥えた状態が大好きなので、堆肥をいれて浅く耕す方が効果的です。
※蕪も葉物と考えていいでしょう。
一方、根菜はニンジン・ダイコンなどは肥料が多くない方が素直に根が張れるので、土の団粒化を促進するために腐葉土など肥料分が少ない完熟したものを入れ、深く耕しておきます。
春からであれば、前もってエダマメなど他の野菜を育てながら土も一緒に育てていく方が上策ですが、
市民農園の場合は適切に完熟有機物を利用して育てた方が無難です。
また、米糠・油粕も半々に混ぜたものをうっすら少なめに使うことがコツです。
なんでもかんでも多ければいいのは間違いです。
「過ぎたるはおよばざるが如し」です。
土着微生物に餌をあげる感覚で、うっすらかけた後に草マルチすると微生物やミミズをはじめとした分解系の生き物があつまり、土がよくなります。
そのためのきっかけづくりくらいがちょうどいいものです。
それでも良くならない場合は、いい畑の土を局部的に客土する方法もあります。