無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ミニ田んぼ(ビオトープ)完成!!

2009-07-07 22:32:10 | 日々の自然菜園
本日時々、

今日は七夕で、満月。
しかも、旧暦の「少暑」。暑さが増した一日でした。

小麦を刈ろうと思うと、さっと雨が降って濡れてしまう~
天気がキープしてほしいものです。

先日、ついに頼んでいた「在来クロメダカ」が到着。
ついに、ミニ田んぼが完成しました。

日本在来の鳥「トキ」が絶滅したことは、みなさんご存じだと思います。
実は、トキ以外にも、絶滅危惧種はたくさんいます。
それも多くは田んぼの生物。


在来のクロメダカもその一つです。ちなみにクロメダカは、絶滅危惧種第Ⅱ類です。
これは、養殖のクロメダカです。

メダカの学名の Oryzias latipes は『稲の周りにいる足(ヒレ)の広い魚』という意味だそうです。

田んぼが基盤整備され、水路がコンクリートで固められ、
田んぼの生物の多くは、越冬する場所がなく、
しかも農薬・除草剤で生活もままならないのが現状の田んぼです。

トキが絶滅したのも、カエルやドジョウなど田んぼでトキが常食していた餌が枯渇したことも原因の一つです。

在来のクロメダカがもし近所にいたら交雑してしまい、
種の維持が難しくなるので、
スーパーでもらってきた発砲スチロールに田んぼの土、古い稲株、ワラを入れて小さな田んぼを作り、そこにメダカを放しました。


目高(メダカ)というように、目が高い位置にあり、泳ぐさまはかっこいいです。

ドジョウも探したのですが、近所にいなかったので、買ってしまいました。
一匹500円。
田んぼにいる種と違う「シマドジョウ」ですが、ミニ田んぼに放つと喜んで住んでくれました。


後で、近所の友人の田んぼにドジョウが自生しているのを知り、ショックを受けましたが、かつていたメダカもドジョウもペットショップで特注で買う時代です。

いま、小さな田んぼで自給用のお米を育てているのですが、
そこをビオトープとして冬水田んぼにして、ドジョウやメダカを自生できる田んぼにできたらと思っています。

環境破壊も、環境改善も小さな規模でできるところからやってみようと思います。


コメント (9)
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