無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

合鴨、鶏の命をいただく

2011-12-28 11:03:35 | 日々の自然菜園
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最新のお知らせです。
2012年度 あずみの自然農塾 6期生募集始まりました!!

自然農(しぜんのう)とは、奈良の川口由一さんがはじめた無農薬栽培、
「耕さない」、「草と虫を敵とせず」、「持ち込まず待ちださない」自然の理に沿った生き方です。

あづみの自然農塾では、シャロムヒュッテで、基本的に、毎月1泊2泊で3月~12月自然農を学びます。自分の区画も持てます。

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私も学んだ堆肥造り合宿講座
「有機農業特別講座 堆肥づくり・土づくりから育苗まで」
三重県でのスペシャル講座です。堆肥・育苗に関して体系的に体験学習できますよ。
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本日、


今年は合鴨を田んぼにはじめて取り入れて、田んぼの草取りの必要がない位きれいになくなり、
助かりました。

合鴨や鶏をさばく前は2日間断食をさせておきます。
当日移動のため、狭いゲージに移動させました。


残った2羽のつがいは、ペンギンのように氷の上でさみしそうです。

合鴨たちを田んぼに入れてみて、いろいろ学びました。
1)コナギなど合鴨が食べる草は、1.5反の田んぼ10羽で十分除草できる。
2)合鴨の引き上げ時を早める必要がある。
3)お米の品種を選び必要がある。
4)田んぼの生物が少なくなる。


品質の良いお米に育てるためには、合鴨との付き合い方にまだまだ改良の余地があります。
どの方法でも、環境や生命とは距離感や歩み寄りが必要だと思いました。


断食させ、羽と首を左手で持ち、首の頸動脈を伸ばします。


合鴨の絶命がスムーズにいくように、工事現場にある三角コーンの頭を切ったところに鳥を入れ、血抜きします。


絶命した鳥を
合鴨は、100℃、鶏は75℃の熱湯に60秒漬けて、毛を抜けやすくします。


熱湯後、熱い内に硬い毛から抜いていきます。

ここまではとても残酷なものです。
野菜は、血も出ず、鳴きもしないので、同じ生命ですが、生命を頂くのにずいぶん印象が違います。


毛抜きをしたら、バーナーで残った毛を焼き切ります。
ここまで来ると、美味しそうな丸鶏といった感じです。


解体のシーンは、写真がないのですが、
もも肉、胸肉、ささみ、ガラ、内臓の順番で解体していきます。

習ったものの、年に数匹の経験ではまだまだ上手にさばけません。
左から、モモとムネ、砂肝、皮、心臓、肝臓、ガラの順番です。

健康に育ってくれたため、内臓も肥大せず、きれいでした。


ささみは、1羽から2つしか取れません。
さっと湯がいて、冷水で洗い、さしみにしました。
白い方が鶏、赤い方が合鴨です。


こちらは、胸の刺身です。
さばいてから数時間以内のその日だけの贅沢な食べ物です。


廃鶏の内、日数が若い卵を産まない太った鶏は、モモ肉を使って、
タマネギ、卵と割りしたで、親子どんぶりにしました。

通常食べている市販の鶏は、若どりで生後2カ月程度のものですが、
この鶏は約1年位の廃鶏なので、肉が締まってモチモチしていて、噛みしめると旨みが出てきます。

昔は、鶏は農家のご馳走だったと聞いていましたが、わかるような気がします。
貴重なタンパク源で、来客などをもてなすために使ったと思います。

肉を自給する、いのちを頂くこと、を噛みしめながらいただきました。


今日は長野市で、今年最後の菜園教室です。

『ずくなし家庭菜園教室』
12月28日(水) 
内容:種子の保存、ボカシ作り、クン炭
場所:ずくなし2階(どんぐり公民館)
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会


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メルパルクカルチャーセンターNAGANO教室(長野市) 
無農薬で「ずくなし菜園」 楽しく美味しく野菜の育て方
無農薬栽培で家庭菜園を始めたい方、
菜園プランの立て方・土づくり・病害虫に負けない堆肥肥料の使い方・連作障害の防止などを学びます。  
畑で困っていることを  Q&A で解決します。

第1回 1月25日(水)
第2回  2月22日(水)
第3回  3月28日(水)
13:30 ~ 15:30
受講料:3回 一般 5,670円  会員 5,040円
教材費:3回  1,600円

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2012年新講座のお知らせ
土から学ぶ~永続可能な自然菜園講座・春夏秋冬~タネまきからタネとりまで

体に優しい食事。ヨーガや散歩などに適度な運動。心身の深いリラックスができるホリスティックな穂高養生園で、
年4回春夏秋冬で、2泊3日泊りながら、土から学ぶ自然菜園づくり講座です。

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『5分で学ぶ超カンタン週末無農薬栽培のコツのコツ』
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コメント (3)
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