無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

橋本式改良踏み込み温床完成まじか

2021-03-25 16:55:49 | 日々の自然菜園


いよいよ今週末、自然菜園スクール「自然菜園入門コース」が始まります。
年5回の集中コース。無農薬・家庭菜園の基本をしっかり理論と実践でレクチャーしていきます。



前回、自然菜園スクール「自然育苗タネ採り集中コース」で、踏み込み温床のベースが出来上がりました。

その後2日間かけて完成させた経緯をご報告です。


通常の温床は、温床の上に、苗をそのまま置くのが一般的です。

ところが、私は、必ず温床の上に3~5㎝ほど土を乗せます。


今回は、前回の2年前の温床の下の方に合った腐葉土(まだ完全に熟成しきっていない状態の土)を3~5㎝敷き詰めました。

土を乗せることで、地温は少し低くなりますが、ゆっくりじっくり根が張るように苗を温めてくれます。

結果、水平もとりやすくなりますし、温床も長期間保湿されるので、保温できるので、育苗しやすくなります。





土をお米の苗箱で鎮圧して、水平器(レベル計)で水平かどうかチェックしながらできるだけ水平になるように土を加えていきます。


最後にクン炭を乗せるのですが、今日は、クン炭がまだ焼けていないので、ここで小休止。

小休止中に、ネズミが入らないように、木酢液を100~300倍に薄めた濃い目の木酢液を散布し、防草シートをかけて養生しておきます。


2日目

クン炭が焼けたので、クン炭を1~2㎝敷き詰め、鎮圧し、再度水平器を当てて、水平を確認します。

クン炭があることで、遠赤外線で根が張りやすくなりますし、なにより山火事の匂いで、ネズミが近づきにくくなりネズミ対策になります。


去年の温床跡地は、天地返しなどしてから、整地し、今年は冷床として使います。

いずれも最後に防草シートを張り、ネズミが入らないようにしてほぼ完成です。






今日は、トンネルのビニール、最高最低温度計も設置できました。

保温用のペットボトル(墨汁入り)を並べる時間はなかったので、今日は、ビニールトンネル完成が優先で終えました。

ハウスの中は35℃。外気(15℃)寒暖差15℃以上なので、半袖で仕事しております。
かいた汗を冷やすと風邪をひきやすいので、明後日の町田校の初回講座があるので、万全な体調で臨みたく、無理せず、ここまでにしました。

明日から、ピーマン、ナスなど育苗期間が長く、高温発芽する野菜から種まきできるように調整していこうと思います。

コメント
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