無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

もみ殻の活用「元田んぼの麦作(菜園化)」

2021-03-04 11:56:49 | 日々の自然菜園

【自然菜園の極意!?】まさかの雑草を畑に植えるテクニック✨️

オンライン自然菜園セミナー
3/6(土)16:00~18:00 自然菜園根本講座 野菜たちによる土づくりシリーズ⑥
『自然菜園の菜園プランの極意 ~持続可能な菜園』

Ⅰ.「自然菜園の菜園プラン」持続可能なお手軽菜園プラン
 1.連作(畝)を作ろう!
 2.夏畝と冬畝を交互に育てよう!
 3.どんどんよくなる菜園プランが持続可能な理由とは?
Ⅱ.「持続可能な家庭菜園」とは?
 1.3つの柱
 2.1年目の畝立ての仕方と不耕起(2~3年目)の壁
 3.自然耕の応用
Ⅲ.Q&A【一問一答形式】

昨日、自然菜園スクール『自然菜園のらのら研修体験コース』がはじまりました。
このコースは、オンライン非対応なので、体験重視で、正直運営が楽です。






昨日は、スコップと一輪車の使い方、クン炭の焼き方など野良仕事の基本を行いました。

再来週始まる自然菜園『自然育苗タネ採り集中コース』で作る「改良橋本式踏み込み温床」の準備が着々と進んでおります。

昨日は、2年前の踏み込み温床の土を掘って、再発酵させて育苗土にすることなど、身体を動かしながら、直接会って講座をするのは久々だったので楽しかったです。









今年は、もみ殻をたくさんもらったので、贅沢に小麦畑全面に、今朝、麦踏みしながらもみ殻を散布してきました。

もみ殻はそのまま鋤き込むと、分解しずらく、窒素飢餓になったり悪さもしてしまうので、小麦畑に散布して、
小麦を育てながら小麦の株下で半年以上地表面で土となじませてから、小麦の収穫後鋤き込むと理に適っております。

元田んぼで粘土質が強く水はけが悪かったので、小麦が発芽不良で全く小麦が育たない圃場でしたが、緑肥作物などによって改良した結果、小麦が育つようになってきました。

それでも、まだ畑としては、水はけが悪いので、小麦を育てながら、今回もみ殻を活用した次第です。

排水背が悪い元田んぼは、菜園化するのがとても難しく、サトイモや大豆位しか育たないので、厄介です。
そこで、ここ10年余り色々試行錯誤して実験した結果、元田んぼを菜園化できるようになってきたので、
今年は、オンライン自然菜園スクールで初公開
【ZOOM配信】『自然菜園流元田んぼの菜園化マニュアル講座』
3/13(土)9:30~12:00に行うことになりました。
元田んぼを菜園(果樹園)にしたい方は、参考になると思います。




田んぼへは、今年はもみ殻をクン炭にして投入する予定なので、
毎日クン炭を焼いては、撒くを繰り返していこうと思っております。

なまった身体をちょっとずつ動かしていく春の野良仕事。
現在田んぼの3分の1(写真奥)にクン炭を散布完了です。

もみ殻は軽いとはいえ、量があるので、天気と身体の声を聴いてボチボチやっていこうと思っております。

自然菜園スクール2021 オンライン対応は只今募集&開始中です。

オンライン動画配信サービスについてこちら

【直接現地ご参加者の安心オンラインサポートサービス】
オンライン配信のあるコースに直接参加を申込まれる人は、オンライン参加権がもれなくついてきます。
※諸事情で来場いただけない場合はもちろん 、そうでない場合もオンライン動画配信を受講できますので、お得ですし、安心してお申し込みいただけます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

踏み込み温床の準備&タマネギの移植

2021-03-02 11:40:54 | 日々の自然菜園


【書籍紹介】Amazon1位!?新刊本『自然菜園で育てる健康野菜』の中身ご紹介!

「自然菜園スクール2021」長野校、安曇野校、町田校、申込受付開始いたしました!!
詳しくはこちら

が降ってきました!雨が降る前にやってしまいたい野良仕事が今日の午前中に終わったので安気です。




今朝、なまった身体を柔軟してもみほぐし、もみ殻を追加でもらいに行ってきました。

今日は午後から雨なので、それまでにクン炭を焼いて、雨水で消火できればラクラクです。








去年の踏み込み温床は、ホウレンソウとネギ苗
一昨年の温床は、去年冷床で、今年育苗土になるべく、現在はホウレンソウが食べ終わり、リベンジタマネギが生育中~でした。

リベンジタマネギを収穫して、


昨日耕したカボチャの採種圃場に移植しました。






リベンジタマネギとは、500円サイズよりも小さなタマネギを去年の11月にハウスの冷床にホウレンソウとコンパニオンプランツで育てていた葉タマネギです。

分球がおわったところなので、それぞれ一本に分け、畑に移植しました。


30m位植えました。

これで通常のタマネギよりも早く収穫できる早生タマネギに育ってくれますし、葉タマネギは栽培していないと食べられない御馳走なので、食べ放題です。




耕さないサトイモ、ショウガ、水ナス区にもリベンジ赤タマネギを移植しました。

タマネギを移植することで、ネズミ対策、病虫害予防にもなり、土もいい感じで育ってくれるお得な栽培法です。

踏み込み温床は、自然菜園スクール「自然育苗タネ採りコース」でみんなと作る一大事業です。
今年は、自然菜園スクール「自然育苗タネ採りコース」
3月14日(日) 講義:自然育苗、踏み込み温床、3種類のクン炭
実習:踏み込み温床づくり①(予備発酵)、クン炭づくり
3月21日(日) 講義:春の育苗(マメ科、キク科、アブラナ科)
実習:春野菜苗(キャベツ、ソラマメなど種まき)踏み込み温床づくり②(仕上げ)

の2日に分けて踏み込み温床を作ります。

踏み込み温床は失敗しやすく、その後育苗土にするのに手間がかかるので、
私は、橋本式踏み込み温床を改良して、2年後にはほぼ自然に極上の育苗土になる方法を編み出して、スクール生に教えております。

堆肥造りと踏み込み温床だけは、理論(理屈)と実技(経験)がないとなかなか習得できないもの。
逆に言えば、一度しっかり体験できたら、1~2度でマスターできるかも。
参加できる方は、どんどん参加していただき、習得していってもらいたい。


今年はいつもの年よりも、早く雪が融け、土が乾いてくれたので、今降っている雨の前に、耕運、タマネギの移植、クン炭焼きが終わりました。

今日の午後は、昨日のお休みの振替でゆっくり昼寝をしようと思います。
ここ数年ハードワークが続いているので、シフトチェンジで今年からゆっくりできる時間をしっかりとろうと思っております。


で昼寝をして夕方起きたら、、、




世界は、真っ白に吹雪いておりましたとさ(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田んぼの春起こし

2021-03-01 19:00:55 | 日々の自然菜園


【書籍紹介】Amazon1位!?新刊本『自然菜園で育てる健康野菜』の中身ご紹介!

「自然菜園スクール2021」長野校、安曇野校、町田校、申込受付開始いたしました!!
詳しくはこちら




秋起こしを行って、明渠(水脈)による排水を行ってきたので、
今週は、温かい日が続き、田んぼの表土がいい感じに乾いてきました。

うちの田んぼは、粘土質が強いので、耕すタイミングがとっても大切です。




藁の分解を促進する意味で、明日は1日雨なので、今日午後は、春起こしを行いました。

午前中は、連載中の「田舎暮らしの本」(宝島社)のリモート取材でした。






ついでに、隣の元田んぼの小麦畑ももう少し排水性を高めたいので、両脇にもみ殻をたっぷり鋤き込みました。

もみ殻は、そのまま鋤き込むと窒素飢餓といって、土の養分を使ってしまうので、もみ殻と一緒に米ぬかを鋤き込みます。

近所の農家さんは自家精米を行っているので、もみ殻がたっぷり出ます。
いつもは、通路やクン炭の材料、鶏小屋の床土にもみ殻を使っておりますが、春と秋にはもみ殻を適度に鋤き込むことで、排水性を高めていきます。

明日は1日雨の予報なので、朝起きて雨が降っていない様だったら、雨が降るまでにクン炭も焼いてしまおうと思います。

耕し終わると真っ暗だったので、明日耕した後の状態を写真撮りたいと思っております。
農業は、タイミングが命。今日はいい仕事ができました。

今日は、ぽかぽか陽気で、久々の野良仕事で汗をかきました。
いよいよ3月、明後日から自然菜園スクール「のらのら研修体験コース」から始まりますので、明日は、その準備を行いたいと思います。

翌日

田んぼの春起こし後




小麦畑の周囲ももみ殻を鋤き込みできました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする