自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

風邪の自然治癒的対処

2013年08月05日 | 自然治癒力セラピー協会のセラピー

風邪と脳溢血の関係  8月5日(月曜日)~2013

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風邪の ”体の調整” について 7月31日のブログで

取り上げさせていただいた。

”風邪で体を調整する”というのはどういうことだろう?

それは、風邪の症状が出ることによって 

体の柔軟性の回復、順気の活性化、がはかられる

こと。

それによって、体が 知らずのうちに溜め込んだ

気の流れに支障をきたす、”コリ” や ”つまり”  を

解(ほど)いてくれるという意味合いを持つ。

 

風邪をひいて、体の順気が増すと、柔軟性が出る。

柔軟性が出れば、弾力が戻る。 

弾力が戻ると血圧が下がる。 

血圧が下がるから脳梗塞になりにくい。

というお話しを 去年秋に、ブログで書いた。 

風邪の経過を 上手に出し切ると、

体全体に 順気がとおり、弾力がもどり、柔軟性が増す。

そのために、血圧が高かった人が、低くなる。

そして、血管の硬化状態(つまりがある状態)が

平常に戻る。

血管が柔らかくなれば、圧迫されない分、血圧が下がる

実母は10年以上前, 血圧が高く、薬を飲んでも

160以上あった。

毎日 血圧計を使って表にしていた。

私は、たまたまインドから一時帰国して その表を見た。

普段は 薬を全く、飲まない父が、高血圧だけは、

脳の血管が破れると、怖いから という理由で、

母に血圧を下げる薬を飲ませていることを知った。 

父に説明をして、了承を得て、しばらく、薬を保留してもらい、

集中的に 、母にセラピーをして、数日間で血圧を、

140まで落とした。

すると、母は、薬を飲まないときの方が 

気分が良いといって、それ以来、少々血圧が上がっても、

薬は飲まなくなった。 

 

3年ほど前から 認知症の要介護になり、月に一度

定期診断に 伺う。

主治医からは以前、高血圧を抑える 薬の処方を薦められた。

そこで、以下のことを、主治医と 話し合った。

幸いにも、先生のご理解をいただいた。

その折、先生に、

血圧が高いということが、一概に悪いと思っていないこと

血圧が高いことより、血管が硬化しているほうが怖いこと

だから、

自然治癒力によって、体全体の柔軟性を保つこと。

に重点を置きたいということを お話しさせていただいた。 

血管が硬化して、血圧が高ければ、破れて、

脳溢血や脳梗塞をひきおこす。 

血管の壁が柔軟に対応していれば、そのリスクはかなり減る。 

血圧が高くても、 体全体が柔軟に 気の順気が整っている

ことが大事であること、

薬で、血圧が低くはなっても、人為的に抑えることで

自然発動力が薄れ、薬が習慣化すれば、薬なしには、

血圧をさせることができなくなること。

その2点が 頭にあった。

元気(気の元)はそうした、柔らかい体組織に浸透していく。

元気が浸透して、体を満たしていれば、自然治癒力が働く。

少々血圧が高くても、自然治癒力の発動権 に 

プライオリティーを置くことを選んだ。

お陰様で、母の血圧は、介護施設で毎朝 記録を

つけられていて、 140前後で安定している。

上手に風邪をひく とはどういうことなのだろうか?

野口晴哉氏は 数万という方達を 整体施術して

その結果 以下のように述べている:

 

”肩が凝るとか、首が凝るとかいうことを、感じている

間は倒れない。

そういうのを感じなくなると、バタッと行く。

ところが、上手に風邪さえひけば、血圧も下がるし、

体の硬張りもなくなる。 

 

だから、風邪を引くと脳溢血にならない。

脳溢血になった人の過去を丁寧に見ると、

ある時期から急に風邪をひかなくなっている。

必ずそういう時期がある。”(以上引用)

”コリ(凝る)がある”、”こっている” という

感覚はある人は、まだ健全だ。

ほんとうに凝り切ってしまうと、凝っているという

感覚さえなくなる。 

コリは (”経絡”=けいらくを通じて)

巡り巡って、知らず知らずに

頭や心臓・その他内臓に影響を与えていく

 

”コリを気が付かずに、放っておく” と、

バタッと倒れてしまうと、

野口氏が言われる理由がそこにあると思う。

ちなみに、コリは 体の芯から解くことが 必要だ。 

よく、湿布薬などを 凝っている部分に当てている方

がいるが、これはあくまで一時的な効用しかないのだ

と思う。 

その理由は、私たちの コリ の原因は 順気のつまりで 

これは生きている気だ。 

生きている気 は、決して、物質的な機械的波動や、

生命力のない刺激からでは、根本的に左右されない。

エディ夫人の形而上的セラピーや代替えセラピーで、

根本改善 がみられるためには、一つの鍵がある。

それは 施術者が被施術者の 真我の生命波動を引き

起こせるか否か ということだと、考えている。

 

真我の生命波動、それが振動するためには、

何が必要なのか?

風邪 は、こうした 生命波動を 動かすために、

体自身がしかけた 癒しの手段であり、

自然治癒発動 スイッチ を 自動的にOnにする

効果を持つ。

風邪をひくことは、”自然治療”。  

 

自分はあまり風邪はひかないと思われる方が結構多い。 

そういう方達でも、きっと半日、のどが

いがらっぽかった、とか、

アレルギーでもないのに、鼻水が出たとかの

経験はないだろうか? 

もっと、短い風邪をひく方もいる。 

よくセラピー中、くしゃみを連続してされる方がいる。 

”アレルギーで・・” と言われるが、これも、

ある意味で風邪の症状だ。

つまり、自然治癒力が発動して、コリ の部分を

柔軟化するために、”くしゃみ”の瞬発的発散作用

によって、その気管支や胸の部位のつまりが ほどける。

 

上手に風邪をひくということは、熱、咳、などの

症状を止めるのではなく、

その症状ができるまで、体を楽にして、

安静に無理せず、暖かくして、水分をとりながら、

その経過をきちんと見届けるということだ。

 

以前にブログで ご紹介させていただいた内科医

の内田久子先生も、

熱や下痢、その他症状は体の自然浄化作用である

と言われている。

一口に風邪といっても、いろいろな風邪がある。

小児麻痺や天然痘も 風邪の一種であるといわれ

話題になったことがあった。

 

熱病の一種のデング熱というのがある。 

息子がインドにいる間、2度かかり、私も1度

かかったことがある。

 

ある意味では私はこれも風邪のように、体を

浄化させる 自然治癒力の一種ではないかと思う。 

症状は、39度から41度の高熱が 約10日間 続く。 

食欲は減退し、高熱 と闘うのみである。 

幸い、めったに、死に至る病ではないといわれ、

自宅で療養しながら、平熱に戻るまで 安静にしていた。 

高熱によって、体の中の、悪いビールスが”撲滅”(ぼくめつ)

されるような気分になる。 

 

自分は面白い体験を、この時している。 

当時、金のブレスレットをしていた。

ところが、高熱が数日続いて、気が付くと、

ブレスレットの皮膚にあたる内側の部分が、

いぶし銀のように変色していた。

”偽物だ” と想い、後日そのブレスレットを

購入した店で見せた。

すると、特殊な機械に通すという。 

本物か偽物かそれでわかるという。

実際、意外にも、本物であることが判明したため

他の製品に取り替えてもらえた。

色が変色したのは、体の 毒素 が純金の成分と

反応して化学変化したのではないかという 

店の人の説明だった。

 

高熱で、かなりの発汗があり、その汗の成分で

化学的反応が出たと言われれば、何となく納得した。 

そういえば、

アユールベーダというインドの古代医学では、

純金は立派な薬である。

 

話しがそれたが、こうした特別な 風邪以外に、

寒さや 季節の変わり目だけでなく頭の酷使でも

風邪をひく。

消化器に負担をかけすぎても風邪をひく。

栄養過多で 腎臓に負担をかけていれば、

そこから風邪をひく。

心配性の人は神経系統から風邪をひく。

 

このように、、精神的なストレスも含めて、

さまざまな要因で

体の柔軟性がアンバランスになって偏ったとき、

人は風邪をひきやすい状況にある。

 

それなりの 風邪をひき終わると、

偏りが 改善されて疲れていた部分の回復し、

風邪ひき前とくらべ、体全体のバランスがよくなり、

順気(じゅんき)が回る。

 

だから、

風邪は治療するものではくて、上手に経過させるもの

と 自然治癒力療法では言われる

 Copyright : NPO Spontaneous Healing Therapy Japan: All Rights Reserved.自然風景無料写真 に対する画像結果

 

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