自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

生きているだけで儲けもの

2013年08月19日 | 健全生活のために”死”の常識を反転

一人のエゴ意識と戦争       平成25年8月19日

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人の持つ ”偽の心持” の中の一つに、

エゴ意識 と呼ばれる、自己中心性的性格がある。

そして その 自己中心的性格 は 自分に

物事が都合よく運ばれることを願う。

そのために 支配欲 が生まれる。

周囲を 自分の思うように動かすために

他者 を コントロール するために。

それが、権力欲を助長する。

権力を握れば、周囲への支配が容易になりやすい。

配欲も、権力欲も、唯物的な、心から出る。

唯物的 というのは、支配欲、権力欲という

二つの欲望には 精神的価値とは無縁だからだ。

 

このエゴ意識は 一人の人間からでているが、

その意識が、結びつきあうと、組織を動かすことが

できる。

国や世界にも及ぼす影響力となるかもしれない

政治的に見れば、支配権、権力を持てば

実行権利がますから、

自分たちの意思に従わない者を 

仲間うちから、はじくこともできるだろう。

 

こうして、良心の呵責もなく 

罪のない民間人たちを巻き込む

争い始まり、内戦になり、そして、

他国を巻き込むことさえ

あるのだ。

戦争はこうして起きるのかもしれない。

             

人は”コントロール意識”を

他者に向ける人と

自分自身に向ける人

との二つの種類に

大別されるかもしれない。

ほとんどはミックス型だから、どちらの

要素が比重が重いかという話になる。

 

この二つのコントロール意識は、まったく

反比例しそうだ 

'人間の五感を感じる、死を知る心にとって、

苦しみ とか 病 とかは 真実であるだろう。

でも、不滅の感覚をもつ実相の心には、

悪も死 も無いのだ。”

と覚者は言う。

 

”この不滅の実相の心は、

感覚からくる 誤りの想念はない。

怒りも悲しみも、ないから、破壊的要素はない。

破壊的要素がないから、病気も不幸もない。”

  

どんなに精巧な ロボットの眼から

涙がでることを見たことはない。

 

涙は 人の心 から出る。

夢の中で ハラハラしたり

喜んだり、興奮したり、うきうきしたりする。

神経が眠っていても、十分、傷みを感じることも有る。

他者をコントロールしようとする人の

心は唯物的な心といえるが、

結局のところ、存在しない。

存在しないというのは、永久的ではないということ。

あの世に持ち越せないし、その権力意識を

はぎ取ったら、その人には何も残っていない。

 

だから、支配力の強い人間も 結果的には存在しない。

あの世には 支配する という概念は無いだろう。

そういう人にも、涙する時があるのなら、

その人には 心 があるということだ。

心があれば、必ず、心の空点、

実相があるはずだ。

だから、どんな人も、結局は最後

一緒になって、笑いあい、ともに

手をとりあうのだと、信じている。

それが あの世のことか

何世代も後の人生の中での

一コマか、それは知る由もないが・・・

何が ほんとうに 存在するのか?

実存するもの、

究極なもの、

変わらない不滅なもの、

一体何なのだろう?

 

夢の中で”今、夢を見ているんだ” と 

寝ながら 認識しているときがある。

そして、今生きている自分自身、

日常生活の中で、

これは 夢の事なんだ

と思っているときがある。

 

それでも、辛いときはつらいし、

悔しいときはくやしいし

残念なときは、残念だ。

その マイナス感情を 

”今、夢なんだ” と思いながら

マイナス感情におぼれない、

あるいは、執着しないように見ている

もう一人の自分もいる。

”善いことを見て、善いことを聞いて、善いこと口にする”

ようにこころがけよう、と、もう一人の自分が言う。

 

こうして、生きていることも、生かされていること。

生かされているだけでも、儲けもの ~ と言ったのは

明石やサンマ師匠だったとか?

 

そう思えれば、生きているだけで

有り難いと思えるし、生かされていることは、善きこと と 

理解(知るではなくて)できるだろう。

 

これは明言だ。

 

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