風野真知雄氏の、「妻はくの一」の続編とも言える「姫は、三十一」の1~2巻を読んだ。
気がるに読める時代劇のミステリーとして、気晴らしにちょうど良い。
しかし、2巻目の「恋は愚かと」では、中々、謎解きに醍醐味があった。
忠臣蔵の討ち入りのとき、吉良を見つけた時には、すでに吉良は、亡くなっていたという堀部安兵衛の書きつけが見つかったというのだ。
また、時を同じくして、忠臣蔵の舞台で、吉良役の役 . . . 本文を読む
2011年エドガー賞 長編賞受賞作品である。スティーヴ・ハミルトンは、子供の頃から推理作家を志し、12歳の時には
エラリー・クイーンに小説を送り、”NO THANK YOU"と返事を受け取ったという。
書評の多くが、ユニークなストーリー、魅力的なキャラクターの設定、優れた描写力を称賛しているが、疑いの余地がない。
章と章が、過去と現在を交互に進める . . . 本文を読む
驚いた。408ページで、10個しか単語を調べなかった。もちろん、最少だ。読みやすかったといえば読みやすかったが、それほどでもないような気もした。悩まず、10個の単語を選ぶことができる。
①aneurysm:動脈瘤
②blindfold:目隠しをする
③wheelbarrow:手押し車
④serrated:歯がぎざぎざになった
⑤shmooze:おしゃべり
⑥chump:ばか、まぬけ
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