映画の予告編で、面白そうと思って小説を読んでみたが、すばらしく面白かった。
荒唐無稽なのかなと思って、読んでみたのだが、それだけではないのだ。
何と、笑えるだけでなく、泣けるのだ。
それに、剣劇にも満足するし、最強の忍者も出てくる。
盛りだくさんで、飽きさせないのだ。
映画も是非、見てみたくなった。
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14編の山岳小説の短編集だ。
長編の「孤高の人」を読んだ後だと、ちょっと、物足りなさを感じないこともなかったが、どれも、面白かった。
しかし、一つ、ユニークな作品があり、印象に残った。それは、「涸沢山荘にて」だ。
何しろ、主人公の、チーコとジョージなのだが、タレントのリュウチェル、ペコのような二人組が、軽井沢とまちがえてテニスラケットを持って、涸沢に登るのだ。
そして、雪崩にあい、持ってい . . . 本文を読む