ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

孤高の人(新田次郎)

2017年01月16日 | 山はミステリー
「孤高の人」上下巻、約1000ページを一気に読んだ。 こんなに面白い作品は、近頃、読んだことがない。 おそらく、自分の生涯でも、トップ10に入るだろう。 日本登山界に不滅の足跡を残した単独行の加藤文太郎の生涯を描いているのだが、単に山登りだけでなく、その人生を描いているという点で、秀逸なのだ。 著者の新田次郎は、加藤文太郎に一度、富士山の測候所で会ったことがあるという。それが、おそらく、こ . . . 本文を読む
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