3年連続で市が主催する落語の寄席の無料券が当たり、行ってきた。
1年目は、立川志らく、2年目は、林家正蔵、3年目の今年は、三遊亭小遊三と、豪華なとりが出演している。
小遊三師匠は、声もよく、中々、良かった。この落語会の面白いのは、色物やら、講談やら、普段見る機会の少ないものが見れることだ。
今回は、国本はる乃の浪曲だった。
浪曲など、TVなどでは、絶対、チャンネルを変えてしまうものが、大き . . . 本文を読む
久しぶりに新田次郎の本を手にとった。たぶん、同じ作家でこれほど読み込んだ作家はエラリー・クイーン以来かも知れない。
15作品くらい読んだことになるが、できれば、全部読んでみたい気になるものだ。さて、今回の風の遺産は、新田次郎全集にも入ってない古い作品で、人妻の恋愛を描いた異色の山岳小説だ。
人妻の恋愛と言えば、すぐ、不倫という言葉が浮かんできてしまうが、そうでもない不思議な作品だ
ただ、二人 . . . 本文を読む