島ごはんの中には、食べたことがない品を、レシピなしで作ってみた料理もありました。
何処へ旅しても、現地で編纂された料理本を買ってくるのが、私の楽しみです。沖縄料理や戦前の琉球料理は、文化的な背景を含めて、興味深く、10冊を越えています(笑)。
昭和40年代に、新聞コラムをまとめて、出版された、島食材の紹介と、ご家庭での簡単調理の本があります。沖縄本島と、周囲の島でさえも、植生や習慣に違いがあるのが伝わる、面白い本です。
■ふーちばの豆腐よう和え (手前)
■青パパイヤのイリチー (=ツナと炒め煮する)
その本には「ふーちばを湯がいて、豆腐ようの崩れ、紅麹で和える。琉球王家酒肴。」とありました。
ふーちばは、沖縄のヨモギです。生で噛むと、強い苦味があります。おひたしで食すのは、かなり厳しいです(笑)。ですが、豊かな香りも魅力です。
今回は、生のふーちば、豆腐ようがひと粒、つけ汁(紅麹だれ)があったので、試してみました。
レシピは一筆書き(笑)、食べたことがない調理です。
[作る]
1)ふーちばは、葉だけを摘み取る。
2)熱湯に落として、葉脈がめだたなくなるまで、茹でる。
3)湯切りして、きゅっと絞る。
4)豆腐ようは、すりこぎで粗くつぶし、つけ汁=紅麹だれ、と合わせて、ソース状にしておく。
5)しっかり絞った、ふーちばを、熱いまま、和える。一枚づつに、ほぐしながら、馴染ませる。
室温で冷ます。
恐る恐る(笑)、食べてみました。
これは! イケる、大人味!
強い個性を持つものを、合わせて、さらなる味を創っていました。
琉球料理の酒肴にする、という意味、わかりました。苦旨さ、というのは、量を摂るものではないのです。
私は一枚づつに解しましたが、刻んだほうが、噛みやすくなるとは思いました。(微笑)
また、生のふーちばに出会えたら、改良版を試してみたいと思います。
かくして、沖縄三昧を楽しんだ、ウチナンチュの島ごはんでした。
日本で、世界で、様々な食文化があります。豊かな地球の、コスモポリタンでありたいと、願っています(ニッコリ)。
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 今日食べたもの
何処へ旅しても、現地で編纂された料理本を買ってくるのが、私の楽しみです。沖縄料理や戦前の琉球料理は、文化的な背景を含めて、興味深く、10冊を越えています(笑)。
昭和40年代に、新聞コラムをまとめて、出版された、島食材の紹介と、ご家庭での簡単調理の本があります。沖縄本島と、周囲の島でさえも、植生や習慣に違いがあるのが伝わる、面白い本です。
■ふーちばの豆腐よう和え (手前)
■青パパイヤのイリチー (=ツナと炒め煮する)
その本には「ふーちばを湯がいて、豆腐ようの崩れ、紅麹で和える。琉球王家酒肴。」とありました。
ふーちばは、沖縄のヨモギです。生で噛むと、強い苦味があります。おひたしで食すのは、かなり厳しいです(笑)。ですが、豊かな香りも魅力です。
今回は、生のふーちば、豆腐ようがひと粒、つけ汁(紅麹だれ)があったので、試してみました。
レシピは一筆書き(笑)、食べたことがない調理です。
[作る]
1)ふーちばは、葉だけを摘み取る。
2)熱湯に落として、葉脈がめだたなくなるまで、茹でる。
3)湯切りして、きゅっと絞る。
4)豆腐ようは、すりこぎで粗くつぶし、つけ汁=紅麹だれ、と合わせて、ソース状にしておく。
5)しっかり絞った、ふーちばを、熱いまま、和える。一枚づつに、ほぐしながら、馴染ませる。
室温で冷ます。
恐る恐る(笑)、食べてみました。
これは! イケる、大人味!
強い個性を持つものを、合わせて、さらなる味を創っていました。
琉球料理の酒肴にする、という意味、わかりました。苦旨さ、というのは、量を摂るものではないのです。
私は一枚づつに解しましたが、刻んだほうが、噛みやすくなるとは思いました。(微笑)
また、生のふーちばに出会えたら、改良版を試してみたいと思います。
かくして、沖縄三昧を楽しんだ、ウチナンチュの島ごはんでした。
日本で、世界で、様々な食文化があります。豊かな地球の、コスモポリタンでありたいと、願っています(ニッコリ)。
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