過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

緊急事態宣言中に 滑り込んだ アベノマスク

2020-05-24 12:00:00 | 曇り空に旗をたてる
★時代に関わるコラムです。
★料理の話ではありません。

5月24日。久しぶりに、朝から明るい陽射しに恵まれた東京です。
寒い雨の日が続いて。
東京は宣言解除にいたらないから、クライアントの、明け次第の予約を、一週間、先送りする連絡をして。

ぐっと下がった、新規陽性確定者の数字に、ニッコリして。庭木を見るついでに、ポストを……。
「わっ、デタァ!」



職業的自制心が、抜けました(笑)。
メディアでみるだけの、虚像のアベノマスク!

私の時ならぬ声に、驚いた、お向かいの旦那さんが、庭鋏をもったまま、来てくれました(苦笑)。
「うちは、まだ、きていないなぁ。道ごとじゃないのかなぁ?」との、お話に、再び、びっくり。まだ、配布は進行中か?

部屋に戻り、比べてみました(笑)。
私の毎日の、サージカル・プリーツSより、確かに小さい。
小学校の頃の、給食当番の配膳マスクを、ふと、思い出しました。あれは何十年前だ?(笑)



怒りと、淋しさが、込み上げてきました。
色々な方が、贈ってくださる、布製の手造りマスクに比べて、なんて、配慮の足りない品だろうか?と。

これを選んで、国民の皆に、安心してもらいたい……そう言う配慮や願いは、ここに感じられません。
……いいじゃん、洗えるし。無いよりマシダヨ。買っとけよ、俺の金じゃないし。……そんな気持ちが、聞こえてくるようです(悲)。

真剣に怖れて、何とかしたいと、毎日、頑張る、普通の人々の気持ちを、何だと思っているのか?
明日には、宣言が解除されるかも知れないと、騒ぐメディアを横目に、今日、受け取ったアベノマスク。
宣言下にあるのに、まだ東京でも届かなかった、アベノマスク。


この品は、イレギュラーな購入形式で納められた、国庫納入品です。
税金によって、未来への借金の一つで、送りつけられた品であること。
皆さん、次の選挙まで、忘れないでください。

見ているだけで腹立たしいが…。
感染症の第二波が来たときに、必要な人に渡せるように、清潔に保って。
自分の教訓のために、とりおきます。


私達の国は、誰を、何を向いているのか?
国民の命と、暮らしではないのか?

考えながら、見上げる空は青く、ふっかりと白い雲が浮かぶ。ひばりが鳴く。明日も良い天気になるって。
明日は、解除になるか。喜ぶ人の笑顔は見られるのか。
残念にも、そう、ならなくても、人は生きていかねばならないのだけど。

過労死予備群、20200524
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする