過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

再起を待つ! 日本にあるチュニジア 3. 進化版でも、やっぱり熱っ(笑)

2020-09-02 19:00:00 | 外食でリフレッシュ!
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■ブリック (チュニジア春巻)
春巻?! メニューにかかれた説明に、爆笑。調理方法は確かに、春巻だけど?形が三角形なのに?(笑)

1996年、初めて食した、チュニジアの街角おやつ、ブリック。大人の手の平サイズの三角形の熱々。
中身は爆弾玉子♪ じゃが芋との合い巻きが多かったけれど、ツナの入るおしゃれバージョンもありました。(ニッコリ)

とろぉり卵を、こぼさずに食べきれたら、勝ち!と、いう言葉と共に、油紙巻きしたブリックを、モンデールから手渡される驚きでした(笑)。

……おぅ、形も春巻、シガール・タイプです!(笑)
大人になって(!)、沢山食べれなくなったから、ア・ラ・カルトで注文しない間に、こんな進化を遂げていたとは!(笑)
これなら、食べやすいのでは?



ふっくら、じゃが芋マッシュの中心には卵。この中心が、半熟で流れることに、舌をまいたものでした。(ニッコリ)

懐かしさでウルウルする私を、吹っ飛ばす(笑)、元気な一品でした。
客席を眺めれば、いつもより、ちょい、おしゃれしたお客様たち。モンデールを送り出す気持ちが、溢れた店内でした。
その大人を焦り、笑わせる、アラブの民の悪戯心も、健在でした(微笑)。


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再起を待つ! 日本にあるチュニジア 2. メザ、地中海の楽しみ

2020-09-02 16:16:00 | Weblog
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■メザ:2つのカナペ…焼き野菜のペーストとホムス

メザ mezzeは、野菜、チーズ、オリーブ等を用いた前菜、つけ合わせを差す、アラブ料理、地中海料理の用語です。

今回の焼き野菜は、茄子・玉葱・ビーツでした。赤褐色なペーストにすると、なんとも優しい味です。
ホムスは、日本ではフムスのほうが、通りやすいかな? ひよこ豆を主に、大蒜、胡麻、オリーブオイル、レモン汁等を加えたペーストで、アラブ料理に分類されます。こちらも、穏やかな優しい味です。

これらのカナペを最初に食した時、野菜って、こんなに甘くて、優しいのか?と、驚いたことを思い出します。

イスラエルと争い続けなくてはならないアラブ、経済問題に派生する難民の案件で、欧州と対峙するトルコ。
地中海を取り囲む、似た者同士の料理を好む人達に、国境と争いを押し付けた近代の政治を、悲しく思います。

争う要素を感じさせない、優しい味の料理を好む人々が、一つのテーブルにつける日が来ることを、私は願っています。

「モンデールが優しい気持ちで、丁寧に作るから、美味しいでしょ!」 そう笑う彼にも、必ずや道が開けますように。




■ハリッサとパン

ハリッサは、唐辛子にオリーブオイル、塩、大蒜等の、きっぱり辛いペーストです。モンデール作のはキャラウェイ・シードを感じます。
おや、珍しい。いつもは、発酵させない伝統的なパンを焼いてきたけど、これは彼のパンではない。(寂し)

発酵させない素朴な麦の香りのするパンに、じわっと辛さのくるハリッサを、耳かきほど載っけて、噛むと、厳しい温度差があり発酵を待てない暮らしに、想いが飛びます。それでも、人は生きてきたのだと(微笑)。


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再起を待つ! 日本にあるチュニジア 1. ヒンヤリ&スパイシィにはじまる

2020-09-02 13:26:00 | 外食でリフレッシュ!
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スープ:チュニジア風ピリ辛のガスパチョ(冷製トマト仕立スープ)

宵闇せまる頃でも、紅く深い。命を飲み込むような、重さのあるガスパチョは、野菜サラダを全て入れてあるのじゃないかと思うほど、緑に甘く香り、ほろ苦い。
わ、スパイシィだっ、と声があがる。
けれど、食べ進めるごとに、発汗し、体の熱感が取り除かれていきます。

スバイスって、こう使うんだっと、驚かされたのが、最初のハンニバルとの出会いでした。(微笑)
1996年頃、辛い韓国料理ブームの立ちあがりつつあった新大久保の片隅の、細い階段を降りた、小さな、賑やかな異国に。辛さではなく、複雑さの魅力に出会った時でした。
■ハンニバル、新宿区百人町一丁目


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再起を待つ!日本にあるチュニジア

2020-09-02 12:02:00 | 外食でリフレッシュ!
おはようございます。突然の雨をきにする数日。二夜続いての熱帯夜切れは、ホッとしました。
さて、ネットワーク・ミーティングのはしご、神経がたつ時間のリフレッシュに、20余年の記憶のあるクックの、現時点の店の最後の食の記録を、留めておきたいと思います。

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青と白の空間に、乾杯し、食を楽しむ人々。
異国情緒ある風景ですが、注意深くみれば、マスクをされている方も…。

こちらは、日本のレストランで、8月に撮影した写真です。(一部加工、縮小)
COVID19の影響で、長年の看板をおろす決断をした、レストランの、最後の一月に、立ち寄りました。

チュニジア人のコックさんは、モンデール・ジェリビ氏。私が知るだけで、25年は、チュニジア料理、地中海、アラブ等ハラル認証を受けたレストランを開いておいででした。
新宿区百人町は、歌舞伎町から直ぐの立地。厳しい営業に、余力を残せるうちに、一度引くという決断をしたモンデール…。
大好きな、モンデールのチュニジア、この場所での最後のコース料理を、記録しておきたいと思います。
彼は何度も、危機を乗り越えて来たのだから、カルタゴの英雄のように、きっと今度も再起すると、私は信じています。待っている! そのエールをこめて、記事を書きます。(微笑)

■ハンニバル、新宿区百人町一丁目


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