こんにちは。異国からの客人を迎えるために、早めにスタンバイ中です。
この待ち時間(笑)に、4月早々の外ごはん記事をまとめておきます。
★ここから飛び込み記事です★
中華料理には、地域と風土に根差した、様々な料理の系統があります。船での交易渡来が主であった時代に、日本には、香港や上海からの広東料理が拡がっています。
他に、地域でわけて南から、四川、湖南、福建、安徽、浙江、山東、江蘇で8つに分類されることがわかりやすいと思います。
同じ南であっても、水陸の魚介に恵まれるため、シンプルな塩味を活かす広東とは、少し趣を異にして、四川は麻辣、湖南は酸辣を特徴にもちます。酸味と辛みを意識する料理が、湖南料理の楽しみです。
東京には、私のしる古くからの湖南料理の店が、新宿と池袋にあります。
池袋は、東武百貨店の中の「華湘(かしょう)」です。
デバートの中で地の利があり、バリアフリーが普及する前から足元が危なくない店作りで。お祝い事に饗応して、喜ばれたレストラン。その喜んで下さった先生を、共に知る知人と、往時を偲んで、再訪しました。
■湖南省竹筒スープ
竹筒ごと蒸して仕上げるスープです。当時は緑が目に鮮やかな竹でした(笑)。まだ春先故に去年の竹かな?
今回は、鶏肉に貝柱を合わせて、スープをはって蒸しあげるとききました。
記憶の中の緑色の細い竹筒には、金色のきらきら輝くスープ、滑らかな鳩肉と胡桃がありました。
時代の要請に応じて、材料は変わるものでしょう。されど、想い出を差し引いても、やはり艶やかに美味しいスープでした。惜しむらくは竹の清潔な青い香が足りないこと…若葉の頃にまた頂きたいものです。
■中国湖南料理 華湘(かしょう) (池袋東武15階)、4月上旬、通常メニュー
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同じ南であっても、水陸の魚介に恵まれるため、シンプルな塩味を活かす広東とは、少し趣を異にして、四川は麻辣、湖南は酸辣を特徴にもちます。酸味と辛みを意識する料理が、湖南料理の楽しみです。
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デバートの中で地の利があり、バリアフリーが普及する前から足元が危なくない店作りで。お祝い事に饗応して、喜ばれたレストラン。その喜んで下さった先生を、共に知る知人と、往時を偲んで、再訪しました。
■湖南省竹筒スープ
竹筒ごと蒸して仕上げるスープです。当時は緑が目に鮮やかな竹でした(笑)。まだ春先故に去年の竹かな?
今回は、鶏肉に貝柱を合わせて、スープをはって蒸しあげるとききました。
記憶の中の緑色の細い竹筒には、金色のきらきら輝くスープ、滑らかな鳩肉と胡桃がありました。
時代の要請に応じて、材料は変わるものでしょう。されど、想い出を差し引いても、やはり艶やかに美味しいスープでした。惜しむらくは竹の清潔な青い香が足りないこと…若葉の頃にまた頂きたいものです。
■中国湖南料理 華湘(かしょう) (池袋東武15階)、4月上旬、通常メニュー
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