琵琶湖のある滋賀県ならではの料理、「鰻のしゃぶしゃぶ」を、おうちで楽しむ体験をしました。
そぎ切りし、松かさを入れてくれた、皮つきの鰻。白菜、椎茸、ぶなしめじ、えのきだけ、香味葱の野菜盛り込み皿。昆布、手造りポン酢、この四点が、セットになっていました。
大黒しめじ、絹濾し豆腐を、さらに準備しました。
きれいに松かさを入れた、鰻の艶めき。ふぐちり等の日本調理を、本歌にした創作料理は、人気で、日本中に拡がりつつあると思います。
[作る]
1)昆布出汁を濃い目にひきます。日本酒とっぷり、淡口醤油を少し、出汁に足します。
2)汁を暖め、白菜の固いところを底に、茸等を、具合よく並べて、煮ていきます。
3)この野菜を煮る鍋をベースに、皮を野菜側にした、鰻を並べます。
沸騰させてはなりません! 鰻がギュッと縮まり、皮の生臭みが残ります。
くつくつ皮側を煮て、皮に火が通り、身側にゼラチン質が浮き、乳白色になってきたら。鰻を、一度、沈めます。
ゆらっと、かさが開き、食べ頃を教えてくれます。
山葵をのっけて、パクリッ。うん、旨っ。ふわっとほぐれて、噛むと旨味がしっかり。
鰻の白焼きとは、また違う、独特の食味が素敵です。
このあとは、茸や白菜と共に、ポン酢で楽しみながら、やっていきます。
この鍋には、やはり、冷酒が合います。鰻が秘めている、水と土の匂いには、日本酒が合うのです(ニッコリ)。
滋賀県大津市、おお杉というお店で、かつて味わって驚いた逸品です。また、彼の地で、その土地の日本酒、調えてくださる笑顔とともに、いただくのを楽しみにしています。
頑張ろう、日本!
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