11月後半は、肌寒い夜になってきました。
新米を楽しむおかずを選ぶ時期です(ニッコリ)。
○新米の炊き立てご飯
○豚汁
○金沢の佃煮、海老胡桃、加賀の白峰
○鯖味噌煮、豆もやしにブラウンえのき煮
○めかぶ酢醤油
祖父母のいる暮らしで育った私は、炊き立てご飯に佃煮を、楽しんでいただきます。
お江戸の佃煮は、佃島から始まる、醤油テイストのかった保存性の強いものが根底にあります。新橋玉木屋さんの昆布とじゃこは、今にその姿を伝えていると、私は思います。
今回、はじめて、金沢の佃煮をいただきました。金沢の登志子さんが、小さな頃からの伝統の味を贈ってくださいました。(登志子さんの素敵なblogはこちら→登志子のキッチン)
食材の扱いの柔らかさ、甘味を上手に活かした味わいは、佃煮として、まったく違う面白さがありました。
胡桃の使い方が秀逸で、おどろきました。
加賀の白峰は、最中皮のくるみ型に、飴炊きのじゃこと胡桃が入っていて、風雅なお茶受けにもなる、と驚きました。
お弁当にもいれて、楽しむ一品になってくれました。
ギンポの佃煮は初めてでした。優しい甘さに仕上がる小魚の楽しみがありました。
最中茶漬けという風流な品もありました。
最中をわって、お茶をさして。
刻んだ紫蘇とあわせる、上等なお茶漬けを楽しむ夜食もありました。
ある日は、魚の花、海老くるみ、磯くるみ、白峰を盛って,酒肴に供したこともありました。
お江戸の佃煮とは、また違う文化を楽しませてもらいました。
佃煮といえば、量り売りの記憶がありますが、食べきりの包装に時代にあわせた柔軟さも思いました。
登志子さん、いい学びの機会を、ありがとうございました! 11月は小皿の佃煮に、食を楽しく助けてもらいました。大叔母にも、お粥に少し足して、よぉく噛んで味わってもらいました。
▪️佃の佃煮、佃食品株式会社
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