昨日の一枚。アメリカ・ハナミズキが満開で、風に翻るのをみました。
平年より、半月はやい、季節の移ろいに、少し戸惑っています。
台風2号が発生したとのニュースに、今年こそ、穏やかな気象変化をと、改めて願いました。
政治に目を据えて、見届けているのが、苦痛だと思う、毎日を過ごしています。
まだ、医療側の接種が満たされないのに、有権者受けを狙うかのように始まった、高齢者ワクチン接種。
淡々と受け流し、仕事をしても、気持ちに闇がないとは思えません。
政治が、配慮不足で作り出す、モチベーションを下げる行為であると、残念に思います。
ここ数日。さらに怒りが募ります。
福島原発へ、周囲から流入する水を、有効に食い止められないこともあって、増え続ける汚染水。それを、十分な科学的根拠をもって、危険がない濃度に希釈しての海洋投棄、との総理談話には、まったく無関係であっても、国民として、静かな怒りを感じます。
やっと10年。やっと信頼回復を積み重ねてきたのに…。また、やり直しか? そして、いつまでも続くのか?
どんなに、科学的根拠を満たしても、人間の不安を消すのは、難しいのです。
政治が向き合わなくては、ならないのは、中国や韓国ではなくて! 日本の国民なのだと、私は思います。
総理と国会に問いたいのです。
『安全を担保した、海にながす、と決めた、貴方の地元に流しなさい』と。
これが環境にリスクがないと決めた、環境省大臣の地元も、海を大事にする場所です。そこに、この話ができるのか?
自分の地元にできない「安全」って、何でしょうか?
決断した人間が、先頭にたつ。その時、初めて、民は信じると思うのです。
自分が信じたなら、行動しなさい。
それが、国家を預かる、指揮官の義務だと、私は思います。
総理の後ろに隠れている、自民党の長老と呼ばれる、原発推進を決めてきた方たちにも、同じ気構えを問いたいのです。
国家百年の大計に繋がるなら、自ら声をあげて欲しい。
政治権力とは、委ねられた信頼を果たすために、行使するものであって欲しいのです。
(20210414 過労死予備群 謹書)