棚田に田植えをして二週間たった。一週目は苗の生長が感じられなかったが、この一週間で背丈は倍も伸びてくれた。
肥料はやらず除草もしない放任と言うより放置栽培だが、成長するのを期待するのだから勝手なものである。
現在、20cmを越えた。田の場所によってはスリムな苗も見られるが、日陰であるわけでもないから原因は他にあるのだろう。にわか耕作者では知る由も無い。
名前を確定しようと葉と花穂を記憶して図鑑を開いたが頓挫した。解説と写真がしっくりしないのだ。 推定ではアカショウマではないかと思っていたのだが「似た種類が多く見分けが難しい」と記載があって納得した次第。
類似の記憶では「サラシナショウマ」が浮かんだが、これは全く別物だった。
名前など知ろうとしないで四季折々の風情を楽しんでいるだけでも「万歳」と言うことなのだろう。ねむの木も開花してきた。こちらは高い位置で咲いているから見上げるだけで、「手が届かないが名は知っている」。ショウマは「手が届くが正体不明」だ。
どっちも人生そのものみたいだが本当に「ショウマないなあ」。