『湧き上がる夏雲のごと新緑の木々は膨れて山体を産む』
『今日の日は日の本一の暑さなり木陰に居りて汗噴きやまぬ』
『葛蔓は夏日に盛ん逞しく幼木覆い天へと伸びる』
『草を刈る服に絡まる蔓草はママコノシリヌグイとか申す』
林内で「美味しそう」を連想させたキノコに出会った。一つは「栗饅頭」で、もうひとつは「チョコチップのついた「メロンパン」風なのだ。
メロンパン風はカサの裏側の様子から「イグチ」の仲間であろうことは推定できたがここまでで終わり。栗饅頭風は正体不明。
名前など知らなくても色彩や形体の多様性が楽しめるのがキノコ類だ。見ているだけで「不思議の国の小父っす!」になれる。