goo blog サービス終了のお知らせ 

トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

山百合が咲いた

2010-07-27 | 小父のお隣さん

Photo_3  山百合が咲いた。何年ぶりに見たのか思い出せない。昨年まで何年かに渡り、支柱を立てて刈り取らぬように倒れぬようにしたのも裏目に出て、ことごとく持ち去られてしまった。

 花期を前にして掘り取っても「枯れるだけ」と言うのが判らないらしい。今年は「絶滅した」と割り切って放置したのが幸いしたみたいだ。

 ただ若い山百合だから背丈も花も小振りだ「百花繚乱」「咲き誇る」なんて形容とは無縁な大きさだけど、やはり存在感がある。

 何より、近くになると山百合特有の香りが鼻腔をくすぐるのが懐かしい。少年時代には頭痛の種になるほど嗅いだ香りだ。この株の横には大きい茎が花とつぼみを着けて倒れていた。地際に食害を受けて折れてしまったのだが、その部分は黄変していても上部は生きていて小さいながらも花を着けている。「頑張れ山百合!」そんな気分だ。

 でも一方では、歌の文句でないけれど「匂い厳しい山百合の触れてみろよと、あの魅惑」なんて雰囲気もある。里山ではあるが深山幽谷に迷い込んだ気分もするのだ。


*梅雨明け十日

2010-07-27 | 感じるままの回り道

 目覚めれば明けぬしじまを突き破りヒグラシ交わす今日も猛暑だ

 もうあかん猛暑の日々に朦朧ともうろく寸前孟秋の山

 昼日中セミの音も無き木陰にて肩で息する休息の時

 ウグイスのさえずり聞こゆ夏の谷更に暑かり汗吹きやまず


苗床の草取り

2010-07-27 | 今日は真面目に

PhotoPhoto_2

 苗床も夏草に覆われて悲惨な状態になっている。草を一本一本引き抜けば良いのだが、降雨の見通しがないし苗の根張りを壊したくないから鎌で地際から刈り取った。注意はしていたのだがあまりの密度に二本ほど刈り取ってしまう。

 もともと発芽率が半分以下の苗床だから惜しいことこの上ない。やはり暑さで集中力が途切れるようだ。たかだか一坪半の草取りで汗ビッショリである。今日の気温は34℃に達した。15時を回る頃から雷鳴が轟き始め、近い印象はあるのだが雷雨になる空模様ではない。一雨降ってくれれば随分としのぎ易くなるだろうに、近づく雷鳴に期待している今日この頃である。