トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

柴漬け 2

2014-03-01 | 水辺環境の保全

2  先日、投入した柴束は固定してなかったから、竹の杭で固定した。水の力や人為的に移動が容易では、中に隠れる生物も落ち着いてはおられない。

 固定するための杭を柴の中に刺しこんでいた時、泥鰌が一匹泳ぎ出てきた。すぐに泥の中に潜ったから撮影は出来なかったが、早速利用してくれたのは嬉しい。

 越冬から目覚め、直ちに隠れ家に入ってくれるとは思いもしなかったし、昨年の初冬に3匹を確認していただけに、その一匹と思うだけでも「してやったり!」の思いがする。

 これでアオサギからの被害が防げれば、数も期待できるのだ。「産卵してくれたら…」と泥鰌算を考えてしまう。


**枯草は敷くによしなし

2014-03-01 | 今はうたかた

 土を掘り運ぶきつさに父母想う朝星夜星生業の日々

 命日に想いだすさえ薄かりて孝行もせずはや親の歳

 歳を経て生家はすでに改まり想うよすがは山並み川辺

 郷を出で半世紀なるこの身でも忘れぬ故郷短き月日

 故郷に身体髪膚戻せぬ世うつしよなればあの頃は無し