トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

執念は恐ろしい

2014-03-30 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

Photo  この時期は、入れ替わり立ち代わり人口が増えるフイールドである。口コミや誘い合っての来訪もあるのだろう、車の数も当然多くなる。

 近くの竹林を覗いて見た。何時もの通り、林床は緑一草も無く一掃されていた。活動を始めた頃は、コクランやキンラン、ウラシマソウなど散在していたのだが、現在は跡形もない。

 タケノコを探るために鍬で表面を削ってしまう結果だ。足場の悪い所でも鉋をかけたようになっているから恐れ入る。欲や執念とは恐ろしいものだ。

 竹林は生物多様性から見れば「砂漠」と表現される事もあるが、人為的にも誘導されていく「二重砂漠」になってしまった。


蜜蝋塗布

2014-03-30 | 今日は真面目に

Photo_3  昨年、設置した「ニホンミツバチ」の丸胴巣箱と重層式巣箱の3台、蜜蝋が手に入らなく、黒糖と焼酎の溶液噴霧でお茶を濁していたのだが、昨秋、長野に草刈りに行った折り、たまたま近所で手に入った。

 ようやく塗布する気分になり、ガスコンロで湯煎にし溶かして塗布した。蜜蝋でも蠟だけの事はある。刷毛を浸して塗布するまでに硬化してしまうのだ。

 それでも擦り付けるようにして塗布が終了した。蜂蜜を採取したい訳ではなく、生態教材として拠点に置きたいだけなのだが、別地区の巣箱は、遊歩道近くにあるものは殺虫剤を噴霧されて全滅した群れもあるとか…。

 「蜂は危ない!」なんて過敏に反応した結果だろうけれど、蜜蜂なんて可愛いものなのに、少々やりきれない思いがする。