トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

少しは手入れをする…

2017-01-06 | 今日は真面目に
 若い頃、地植えで育てていたエビネ、放任して久しいが消えずに残っている。一昨年に木陰を提供していた柿の木を抜き取ったため、昨年の夏は直射光で葉焼けを起こし始めたから、慌てて遮光した。その結果、色褪せ始めた葉の色も回復したのだが、冬至を期に遮光を外す。

 細々ながら続いている数株なのだが、ハナニラやホタルブクロが繁茂し存在すら分からなくなる程埋もれていた。さすがに見て見ぬ振りも出来ず除草し、新たに一昨年の落ち葉で作った腐葉土を敷く。腐葉土と言っても殆ど土状態で、落葉風の状態の物が情感があるかと思いつつも、ここは情感より生育環境を優先させる。

 除草しながら株を確認すると小さい株も育っている。木陰が出来ないのが可愛そうであるけれど、柿の木の代わりに伊予柑を植えたから数年で日蔭が戻ってくるだろう。
 ただ、伊予柑は常緑だから落葉しない。これはエビネの周年生理には適するとは言えず、まあ小生、目先の事だけで対処判断する鶏頭の脳味噌みたいである事を暴露してしまった。
 あれもこれもとむさぼっていると全体調和や全体最適化がお留守になる見本…。

       周囲を除草  ➡   腐葉土でマルチング