トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

暖冬傾向を実感する

2017-01-19 | 感じるままの回り道
 イベントがさし迫り尻に火が付いて工作に明け暮れフイールドは閉店状態なのだが、それでも水見回りは欠かせない。

 最強寒波の主力が到来し凍結も万全と信じたかったが無理だった。靴の先でコンコンとすれば割れてしまう様な薄さだ。数年前までは師走の頃には全面凍結して、おチビちゃん達が乗っても安心な厚さが有ったのにと少々寂しい。

 この日、親子連れが来ており「以前、氷に乗って遊び、今日は氷に乗れるかと思ってきました」と話してくれたのだが、おおかたお子さんが幼い頃「里山遊び」に参加していたのだろう。
 向こうは小生の事を承知の様な親しさを醸していたが、もちろん小生の記憶にあるはずもなく、記憶にあるのは「昔は全面凍結して氷盤を楽しめたのに…」と言うボヤキにつながる記憶だけである。

 凍結してもしなくてもどうでも良い事のように思えるものの、寒い時は寒く暑い時は暑くなってほしいと、締りなく中途半端に氷を浮かべた泥水池を見ると思ってしまう。まあ、雪国育ちの小生でも雪の無い寒さは嫌いで、ひとしお寒気がこたえる。ついつい「寒くなるなら氷を張れよ」とクレーマーに近づきもする。最強寒波の主力が来てから当地の最低気温マイナスの数値が続き楽しみにしているが、さて「ひょう」と出るか「すい」と出るか…。

 そんな事で遊んでいるうちに立春はすぐそこに来た。歳を重ねると月日が経つのは一瞬とは言わないまでも早い。折々の春事、いいえ瞬時を楽しまなければ…。まあ、定点ではあるけれどテレビの多チャンネルより豊かだ。

       どの局もお子ちゃま向きに二十四時