トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

楕円車輪のアクション

2017-01-17 | 何よりの楽しみ
 何時ものごとく取りつかれて試作4体目。偏芯車輪より楕円車輪の方が1回転につきピークが2回あるから動作としては面白いかなと作ってしまった。
 楕円の製図は60度楕円が容易だから思案もせず作って試みた。結果は「利用不可」だった。楕円率が大きくて、うまく転がらない。動力を用いて転がせば問題ないのだが、玩具本体の重さに接地面での摩擦抵抗が負ける。
 楕円率を少しだけ緩和し平ゴムを装着して、ようやく回転が可能になったがフロアーでは回転が止まりやすい。絨毯やカーペットなら問題ないし新聞紙1枚敷いただけでも転がるのだが、使用環境は指定しても無意味だろう。

 発想した時点では子犬やウサギの「ピョンピョン」した動きを表現できると踏んだものの後輪でのアクションは前輪より見えにくい。「神ってる」降臨は無く、妄想はそうそう具現化出来るものでなしが実感で、とは言うものの脳細胞の暴走は沈静化してきた。
 まあ、領域や場面は異なるけれど「俺、まだ飯食ってない」とか「財布盗まれた」とかの類似症状かもなぁ…。くわばらくわばら。

    白木が60°楕円の基本形。左が補正した楕円        試作4体目