
とりあえず3態を形にしてみたが、アクションがみられるから幼児心にも興味関心は生じてもらえるだろう。上下動を生じさせる偏芯車輪はフロアーやデコラの上ではスリップしやすく、その対策として平ゴムを装着して解決。
とは言え、物事には二面性がつきもので「ゴムが切れたら交換はどうする?」との課題が生じた。結論としては車軸を通しボルトにし、両端を袋ナットでカバー、これで木製の軸材のように接着せずに済む。
今回の塗装は食器や文化財の修復にも使用されている「木固め剤」を塗布してみた。幼児用の玩具には最適だとの判断なのだが、塗布して数分後にシンナーで拭き取らねばならず、一両日程度は乾燥固化反応で不快なガスも出る。住宅の中では使用しにくく、寒風吹きすさぶ庭での作業になった。
試作とは思索の果てにしか結果が出ないが、私は何故、最強寒波・寒風の庭に居るのか…、人生の謎は尽きず、曰く不可解。


