トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

寒の虫

2017-01-27 | 蝶の食草園
 水見回りの途中、食草園の越冬幼虫を確認に行った。孵化した当時は「食草が足りない」と杞憂したものの、今となっては「心配するほどの事では無かった」のである。とは言え、幼虫は大幅に数を減らしているから悲喜こもごもで「天才バカボン」の父のように「それでいいのだ」とは言えない。

 アサギマダラの越冬幼虫は食草園に1匹、我が庭に1匹と1/10以下に減ってしまった。生存競争の結果と言うより自然淘汰の結果なのであろうが、一方では自然選抜でもあるのだ。ここは淘汰と言うより選抜と表現したほうが小生にはストレスが無い。まあ、どちらを選択したとしても厳しい現実は変わらぬ。

 越冬体でも幼虫でなく我が家のジャコウアゲハの蛹は濃色になって玄関壁面をを飾っている。玄関に立てば否応なく目に留まる位置で、視野の範囲には5体もいるから、やっぱりホラーハウスか我が家は…。

  食草園の個体   我が家の個体   外壁の蛹