トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ジィジ・コレクション

2017-03-26 | 何よりの楽しみ
 右の写真はサルエルパンツの制作途中である。野良着をリフォームしたばっかりに重いミシンを仕舞うのに事欠いて幼児服に手を出してみた。オリジナルな事は出来ない素人であるから購入した本と図書館からの借り出しの参考書が手本だ。
 突端は下駄の鼻緒、正確には横緒に使った布地が余ったからズボンにして揃えようと思ったのだが、意外と手こずってしまった。
 
 まず、図解した絵や説明が理解できない。「何とかできるだろう」と確信を持てるまでに三日三晩眺めて四苦八苦したのである。その上、お裁縫は金が掛かるという事。作業をしやすくするために方眼定規やアイロン定規など用具の購入費用も文具とは段違いに高かった。あれよあれよと財布が軽くなった。
 まあ、「浮気心など起こすものではない」のが学びだったけれど、モデルの着ている洋服を見ていると「わぁ、かわいいーっ、作るか!」なんて、またまた浮気心が芽生えるのが情けない。考えるまでもなく既に加齢で中性化してしまったであろうホルモン状況下ではしょうもないことかい・・・。

 サイズ120   サイズ100   ラップキュロットとランチョンマット

 下駄の鼻緒と共布にしてサルエルパンツとリバーシブルのチューリップハット、残り布でラップキュロットとリバーシブルでランチョンマットを縫った。キャラクター布地は意外に高くて驚きだったが何とか無駄にせず完成した。
 もうこれは「パリコレクション」とは比較にならないにしても「ジイジコレクション」で通してしまおう。
 作りに一抹の不安があったので洋裁力はプロ並みの会友M氏の奥方に評価をしてもらった。当然、指摘ヶ所は在ったものの、入門としては合格点でヤレヤレである。
 さて、積もり積もったリビングのお片付けはどうしよう…。ゴミ屋敷寸前だ!。